
おつかれ麺です。オゴポコです。
昭和12年に寿司屋として創業し、昭和21年にラーメンを提供し始めてから約60年。
福岡県内でも最古参の部類に入るラーメン店「四方平」です。
寿司とラーメンのセットが定番とのことですが、当然、食べるのはラーメンのみ。
60年経とうが600年経とうが、問題はいま、どうなのか?この一点です。
「60年間続いてきた何か」を、一杯のラーメンから感じ取れるか、否か・・?

壁際のカウンター席に座ると、壁には「四方平の歴史」について写真付きの説明が貼られていました。
その中で特に興味深かったのは、「支那」についてのウンチク。とりあえず知っておいて損はないのですが、
メニューを見ると「ラーメン」と書いてあるのはなぜでしょうか?

その「ラーメン 400円」をありがたく頂戴します。
油分とは無縁な黄土色のスープは鶏がら100%。甘みのあるダシっぽいスープに、細いストレート麺。
見た目の濁りは動物系のそれですが、ここまでサラーッと入るスープも珍しいです。巷の濃厚豚骨ラーメンとは
真逆のベクトルを持つ一杯は、ある意味、「寿司屋の一杯」として作られたものなのか。
ただ、後味が少し、いや、かなり気になる・・。400円だし、文句は言えないか。
ラーメン単体では「60年間続いてきた何か」が何なのかは理解できませんが、
「寿司とセット」にすることで完成品なのでしょう。
遠い将来、近くの「リバーウォーク」や「井筒屋」が無くなっても、この店だけはこの場所で続いていくはず。
たぶん。
↑写真はクリックで拡大します!
四方平
住所:北九州市小倉北区京町1丁目2-22
時間:11:00〜21:00(火曜日のみ17:00まで)
休み:不定
HP:?
点数:3.5点
※地図で場所を確認するにはこちら↓をクリックしてください
