
おつかれ麺です。オゴポコです。
小倉で食べられる醤油ラーメンといえば真っ先に名前の挙がる「藤王」。
約4年間のブランクを経て、俺、参上!!(もういいって)。前回食べたのは「中華そば(醤油)」でした。
その時の感想は、この4年間の空白でお分かりになるかと思うので割愛します。
いまでも「福岡bPの醤油ラーメンはどこ?」と問われると、同じ商店街内にあった「麺8−34」と
答えてしまうほど、夢と現実の境界が曖昧になってきた最近のオゴポコ。
しかし、その今は無き「麺8−34」と同じ2階という立地にありながら、20年弱の歴史を誇る「藤王」を
再訪し現実を直視しようと思った次第です。

席に着きメニューを眺めるわたしとたいちゃん客員に、不思議そうな顔をした店員が近づいてきます。
「あ、塩ラーメンお願いします」
と告げるとその店員は食券を買うよう指示してきました。
「じゃあ、何でテーブルにメニューが置いてあるんだよっ」とツッコミたくなる気持ちを抑えて
食券を購入します。
ちなみに醤油ラーメンアレルギーのたいちゃん客員は、「焼き飯」&「餃子」という自分定食を完成させたようです。

しばらくすると、店員さんが「塩ラーメン」と「白ごはん」を持ってきました。
もちろん、「残ったスープにごはんを入れると・・」などとは説明せず、単純なミスです。しかし、
このミスは大したことありませんが、壁に貼られた「坦々麺」の文字は恥ずかしいので早く直した方がよいでしょう。
仮にも麺を扱う店でこれを見かけると、一気に興ざめしてしまいます。
では、塩ラーメンのスープから。嫌味にならない程度の程よい塩辛さは、割と鋭角的な味ですが、
その切っ先は丸く磨かれ、至って安全設計。時折り乾物チックな香りがするが、
これは気のせいかもしれません。
麺はツルプルして滑りがよく、スープとのコラボレーションはバッチリ。
チャーシュー、味玉は、スープと対照的に濃いめの味つけで、コントラストが鮮やかです。
総じて、奇をてらったものはないが、塩と言われてこれがでたら、少なくとも文句はないラーメン
と言えそうです。
なるほど、こうして見ると、豚骨帝国では「麺8−34」のような比較的分かりにくいラーメンではなく、
「藤王」や「ひさご」のようなタイプが生存競争に打ち勝つ醤油ラーメン&塩ラーメンなのかもしれません。
個人的にはまったく面白くありませんが、ね。
↑写真はクリックで拡大します!
藤王
住所:北九州市小倉北区魚町2-4-18
時間:11:00〜20:00(スープ無くなり次第終了)
休み:不定(月1回)
HP:?
点数:3.8点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

山頭火の塩は苦手です。味噌、醤油はチェーン店にしては
上出来だと思います。
福岡では、天神店が無くなったので、ルクル店へ行くしかありませんね。
「かま源」「横道麺」の情報ありがとうございます。
今年、1回くらいは宮崎に行くことになりそうなので、
その時候補に入れておきます!