おつかれ麺です。オゴポコです。
日進月歩、いや、半導体業界風に言うと秒進月歩のラーメン業界。
最近購入した「東京Walker」「一個人」「東京生活」等のラーメン特集を読むと、東京を中心とした
ラーメン界の活発な動きは、まるで遠い外国の出来事のように思えます。
そういう雑誌を見て東京に思いを馳せながら、ふと周りを見渡すと、
全国にその名を轟かす博多ラーメン界の「動かざること」といったら、もう・・・
今年の大河ドラマ「風林火山」になぞらえれば「山」だけで他は忘れてしまったような状況です。
「豚骨魚介」さえも珍しい福岡では、今年もやはり、年に3〜4軒の「期待できる新店」を
気長に待つしかないのか・・・
そういうわけで、最近は県外への遠征が増えているのですが、その反動から、
「福岡の『古豪巡り』もまた乙なものだ」と自分を鼓舞しての食べ歩きです。
前置きが長くなりました。今日の古豪は「赤のれん節ちゃんラーメン」です。
「博龍軒」と並び「博多ラーメンの祖」と言われる「赤のれん」の名を継ぐこちらのお店は、
博多駅前の支店となります。
過去、天神店は数回食べたことがありますが、こちらは初めての訪麺です。
一般的にメニューの数とラーメンの質は反比例するというのは定説です。
裏面の定食、一品料理も半端ない数ですが、ここまで多いと逆に「いさぎよさ」さえ感じてしまいます。
もはや「ラーメン屋」ではなく、「ラーメンを置いている食堂」と言ったほうが適切かもしれません。
食堂なので、「ラーメン&小焼き飯&餃子3個」のセットを注文します。価格はなんと650円!!
そのラーメンは、「赤のれん」特有のギトギトあぶら&平うち細麺。
「博龍軒」にも通ずるタレ強めの味ではありますが、何と言うか・・
ひと言で言うならば、「水溶性赤のれん」
食べすすむうちに、どんどん薄く感じてしまうのは気のせいでしょうか?
「肉を切らせて骨を断つ」価格設定はよいのですが、豚骨の力強さは絶ってほしくないものです。
それでは、続けて近所にある「あの古豪の支店」にも足を伸ばしてみましょうか・・
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赤のれん節ちゃんラーメン 博多住吉店
住所:福岡市博多区博多駅前4-24-10
時間:11:00〜23:00
休み:なし
HP:?
点数:3.6点
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