
おつかれ麺です。オゴポコです。
「はやし」を抜け、道玄坂を登りきって向かったのは、つけ麺が評判の「轍」。
人によっては「ら〜めん」の方がよいという話も聞きますが、悩んだ末にデフォルトの「つけめん」にしました。
昼の部終了間際だからか、客はわたし1人。ちょっと拍子抜けして「つけめん」を待っていると、
慌てて走りこんできた男性1名、女性1名。息せき切って食券を渡しています。
「危ないですから、駆け込み訪麺はおやめください!」
という声が聞こえてきそうですが、「たぶん、自分でもそうするだろうな」と思いながら、
穏やかな店内で麺が来るのをじっと待ちます。

そういえば、店の前にはこんなこだわりが。
「とにかく国内産の天然物にこだわった」とのことで、すばらしい愛国主義です。
この店なら、日本が突然鎖国状態になっても、はたまた食物が全面輸入禁止になっても
立派に生き残っていけるでしょう!
ただ、そのときは「つけめん 800円」が、2400円くらいになるかもしれませんが。

国産小麦の平打ち麺は、冬だというのにキンキンに冷えてカタめの仕上がり。これは手強い。
その麺を受けとめるつけ汁は、各種素材を惜しげなくつぎ込んでいるためか、かなり濃縮感が溢れています。
「うまい」というより「ジューシー」といった方が適切か。流行のドロドロしたトロミ感はありませんが、
これはこれで厚みがあってよいです。
ただ、麺が冷たすぎるのか、後半は汁がかなりクールダウンしてしまってます・・
特に「轍だけの何か」は何か、と問われると返答に困りますが、これといった欠点も見当たりません。
次回訪麺時は「ら〜めん」を食べて、国内産食品の消費拡大に努めます

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轍
住所:東京都渋谷区神泉町2-9
時間:11:30〜14:30、17:30〜スープが無くなり次第終了 土 11:30〜15:00
休み:日、祝
HP:http://www.exajp.com/wadachi/
点数:4.1点
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