
おつかれ麺です。オゴポコです。
取り上げられたテレビ番組、雑誌は数知れず。
ランキングや賞では常に最優秀賞を狙う名店。
途切れることのない行列。
東京を代表する「超」のつく有名店、「らーめん 天神下 大喜」ですが、恥ずかしながら初回訪麺です

平日なので、開店20分前に到着すれば十分かな〜と思いきや、既に7人待ち状態。
そして開店時、行列は20人以上に膨れ上がっています・・。
繰り返しますが、今日は平日です。
仕事も、学校も、家庭も、遊びも、全てを調整して「ラーメン」一杯に並ぶ人達。その人達に混じって思うのは、
ラーメンという食べ物が持つ魔性の魅力の凄まじさ。
この「魔性の食べ物」を、今日も食いまくるぞ!と決意も新たに2枚の食券を購入して店に入ります。

豊富なメニューもリピーターが多い理由のひとつ。しかし、わたしは次にいつ来られるか分からないので、
「新とりそば」と「らーめん」を購入しております。
次がいつになるか分からないから、いま両方食べる。
食べなくてする後悔は、食べてする後悔より遥かに大きい。
当然のことです。人目が気になるとか、体面とか、恥ずかしいとか言ってられません


店主自ら作る姿勢も、この店が評価されている要因のひとつでしょう。
その手から生まれた「新とりそば」をまずは食べてみます。
二郎インスパイアに代表される、流行の「ガッツリ」「インパクト」志向とは対極に位置するかのような、
穏やかな「絶対調和」。麺、スープ、具、旨み、突出したものは無いのですが、
それらが合わさり、オールマイティな一杯です。
例えて言えば、「とり」とはいいつつも、獰猛な猛禽類ではなく、美しい渡り鳥の大群。
あとがあるのに、ついついスープまで完食してしまいました。

続けて「らーめん」。こちらも「新とりそば」同様、調律された楽器のようなバランスの良さを見せつけてくれます。
スープは、割と醤油タレ主導のように感じましたが、ちょいやわめのしなやかな麺に
スープが吸い付いてつるるるっと完食。
個人的には「ラーメンはインパクト」という考えなのですが、「バランスでインパクト」というのは稀有であります。
とにかく、どちらも「誰が食べても80点、人によっては100点連発」という逸品であることが確認でき、
この日も満足のいくスタートを切ることができました

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大喜
住所:東京都文京区湯島3-47-2
時間:11:30〜15:00、17:30〜21:00(月〜土)
休み:日(祝・祭は昼のみ)
HP:?
点数:4.5点(新とりそば)
4.3点(らーめん)
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