
通算30回目の「おつかれ麺です」を唱えながら、暖簾をくぐるオゴポコ。
初めて「鈴木商店」を訪れてから、約5年の月日が経っていた。
彼がラーメンを食べ歩くキッカケとなった場所は「東京」だったが、思い起こせば、
福岡で最初にハマッた店はここ「鈴木商店」だった。
2001年 6回
2002年 18回
2003年 1回
2004年 1回
2005年 3回
2006年 0回
特にハマッた2002年。仕事を終えた後、「鈴木商店の博多そば」を食べるためだけに、
帰り道とは反対方向の地下鉄に乗って駆けつけた。
もちろん、周りへも猛烈にアピールした。スープの素晴らしさを、説いてまわった。
まだ、これ以上のラーメンを、知らなかった。
それがどうだろう、昨年はなんと訪麺0回!特に避けていたわけではない。
知らず知らずのうちに、足が遠のいていた。
IT業界では、技術革新のスピードは「ドッグイヤー※」と言われて久しいが、オゴポコも負けず劣らず、
猛烈な勢いでラーメンを食べてきた。
その中で、いつしか、あんなに熱中したラーメンのことを、忘れていたのかもしれない。
「2007年1杯目は、その「鈴木商店」で「博多そば」を食べてみよう」
オゴポコは自然とそう思った。

「博多そば」は、店主自らが作ってくれた。
豚骨、鶏ガラ、煮干を合わせたスープは、正確にはトリプルスープだ。
とにかく、「和」の香りが、ふんわりした心地良さを感じさせた。そして、胡椒が邪魔なのも変わりない。
しかし、あえて、デフォルトのままで食べてみたかったのだから、これでよいのだ。
続いて、麺。ツルツル滑らかな縮れ麺は自家製。ぷるるるっと震える麺をつかまえて口に運ぶ。
よく考えると、この麺とスープは、かなりオリジナリティが高いなぁ〜と、素直に感じた。
散々ラーメンを食べてきたからこそ、改めて良さが分かるときがある。原点回帰。
そして、原点から始まった2007年、今年もたぶん、新しいラーメンを求めて、
オゴポコは全国を彷徨うに違いないだろう。
しかし彼は、かつて自分の中でメルクマールだったこの店で、たまには
博多そばを啜る、そうするのもいいかもしれないと思いながら店を出た。
ちなみに、30回目で初めて食べたチャーシュー飯はあまりオススメしないらしい。
「サイドメニューはやっぱり「鶏めし」じゃないと」
※IT技術の革新スピードを表す言葉。人間の7年が犬の1年に相当することになぞらえ、
通常7年で変化する出来事が1年で変化すると考える。
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鈴木商店
住所:福岡市中央区赤坂1-1-17
時間:11:30〜14:00、18:00〜24:00 日祝 11:30〜15:00、17:00〜20:00
休み:なし
HP:http://www.suzuki-shouten.net/
点数:4.0点(博多そば 訪麺日 2007/01/03)
4.0点(博多そば 訪麺日 2008/11/20)
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昨年は有益な情報ありがとうございました。
今年もより良い情報期待しております。
すみれMAX祭りすごいですね。部員以外でも参加できるなら、今年は参加してみたいです。
今年もよろしく麺です。
今麺もよろしくお願いします。
MAX祭りの麺バーに登録しておきますので、
練習しておいてくださ〜い!