
「おつかれ麺です」というにはまだ早い時間だが、この日の食べ歩きはフィナーレを迎えようとしている。
福岡市の果て、東区の更に奥、奈多までやってきたオゴポコとじーのが
最後に訪麺した店の名は「麺ズ赤のれん」と言う。
オゴポコにとって、「赤のれん節ちゃん」との関係はあるやなしや、多少気になるところではあったが、
まずは味の確認が先決とばかり、「ラーメン2杯」を速やかにオーダーする。
気付くと、ホークス二軍本拠地の雁ノ巣に近いこともあってか、先客の会話は
専らホークス、ホークス、あぶさん、ホークス。
ストーブリーグの話題で盛り上がる彼らにとっては、数年後、景虎がFA宣言してホークスに来たときが
黄金時代到来のときなのかもしれない(妄想)。

さて「ラーメン」だが、別段どうということの無い、教科書通りの博多トンコツラーメンである。
オゴポコはある程度、覚悟はしていたようではあるが、このタイプのクラシックなトンコツラーメンは大の苦手だ。
しかも、ふつうでオーダーした麺はポクポクして頼りなく歯切れが悪い。
それはまるで、福岡に移転したばかりの頃のホークスのごとき頼りなさだ(?)。
しかし、麺もマイナス、スープもマイナスだと、不思議なことにマイナス×マイナスでプラスとなる。
わざわざここまで食べに来る何かは微塵も感じさせない、福岡市内に金太郎飴のように
はびこっているライトな豚骨感が、かえって多数の人に安心感を与えているのかもしれない。
ともあれ、まずは二軍から脱却し、日本一とまでは行かずとも、東区一を争えるラーメンとなることを
切に願うばかりである。
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麺ズ赤のれん
住所:福岡市東区奈多1-2-13
時間:11:00〜23:00
休み:火
HP:?
点数:3.5点
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それ故、近所に住んでいた時は、飽きずに食べに行っていました。
最近は、キッチンとカウンターの間に透明のついたてが設けられていました。
替え玉する時のオヤジの人をバカにしたようなヘラヘラとニヤ付いた表情にカチンときたので、それ以来行ってません。
余談ですが、ココの店主のオヤジは孫正義に似ていると思います。
関係ありませんが、この店は雁ノ巣が近いので、ホークスファンが集っていた記憶があります。