
おつかれ麺です。オゴポコです。
「九州初の二郎インスパイア」を食べるために、三度やってきました「ちゅるるちゅーら」。
初回訪麺、二回麺共にいい思い出がなかったのですが、「二郎」を堂々と名乗る試みに期待しての訪麺です。
まずは、説明書きをご覧下さい。商品名がまんま「二郎インスパイア系」です。
二郎について特に細かい説明はないので、ここを訪れた福岡県民の何%が商品名を理解できるのか疑問ですが、
これは「マニアならこの意味が分かるでしょう?」というメッセージと受け取りました

ならば、遠慮なくマニア的な視点からレビューしてみることにします


注文は「二郎インスパイア系野菜山盛り 780円」。野菜マシは有料ですか・・しかも二段階で。
まあそれはいいとして、問題はどのくらい再現されているかです。が、
これは問題にならないくらい問題作です。
豚骨魚介スープ、ツルツルの平たい麺、ブタ(チャーシュー)は無く代わりにそぼろ肉、物足りないボリューム・・・
「二郎」を基準として島系本店が四郎くらいだとすると、これは十郎くらいの再現度か?
まんま「二郎インスパイア」でありながら、二郎との関連性を否定している「島系本店」が
良心的に思えるほどのエセ二郎っぷりを発揮してくれてます。
じゃあお味の方はというと、豚骨魚介スープがニンニクに支配されっぱなしでかなりアンバランス。
というか、豚骨魚介スープを使っている時点で、かなりかけ離れた味わいになってます。
そして、麺。二郎インスパイアならもっと角太の粉っぽい麺にしてほしいところですが、
平太麺と野菜類がチグハグでちょっと気分が悪くなるくらいです。
某掲示板によると「二郎が好きでこれを作った」そうですが、それが本当だとすると
この歪んだ二郎愛には首を傾げざるを得ません。

こちらは同行のたいちゃん客員が注文した「ふつうの二郎インスパイア系」です。
野菜山盛りの標高に有料分の勢いが感じられないのは、わたしの錯覚でしょうか?
堂々と「なんつッ亭」出身を語ったり、ヨン様をアピールしたり、次々と新メニューを開発したりと
意欲的で面白いお店ではあることは間違いないのですが、どうにも中身がついていっていない
事実は疑いようがありません。
ともあれ、自分で名乗っているわけですから、公式にはこれが「九州初の二郎インスパイア」という事実は
動かしようがありません。ただ、二郎未食の人が、これを二郎と思って食べた時に
変な誤解を与えないか、ということだけが気がかりです。
お会計時、店員さんが「美味しかったですか?」と聞いてきましたが、逆にこちらが聞いてみたいくらいです。
「これは二郎のつもりなんですか?」と。
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ちゅるるちゅーら
住所:北九州市八幡西区里中1-6-10
時間:11:30〜22:00(スープが無くなり次第終了)、火のみ11:30〜15:00
休み:なし
HP:なし
点数:2.0点
たいちゃん 0.0点(全部スープの中に隠したけど、バレてないよね?)
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