おつかれ麺です。オゴポコです。
一風堂に師事してラーメンを学び、東京にて開店、そして、ラースタを経て福岡市内へ
路面店を出すに至った「でびっと」です。
東京の中延本店、ラースタ時代は、鶏、豚、野菜の三位味ラーメンが主役を張っていましたが、
博多店は「豚らーめん」と「鶏らーめん」に分かれています。
B21スペシャルのごとく、それぞれピンでやっていけると踏んでのトリオ解散でしょうか。
とりあえず、食券機で「豚らーめん」と「鶏らーめん」を購入し、真剣な眼差しで麺あげを担当する
デビット伊東氏の真正面のカウンターに着席します。
まずは「豚」からいってみましょう。おやおやこれは・・
ファーストインプレッション、および、ラストインプレッション共に一風堂の赤丸新味デス。
ただし、心持ち一風堂よりはネットリした食感のスープに思えます。香味油とちょい辛めの
味噌の取り合わせもまさしく赤丸スタイル。
これは、ラースタでの経験を基にして、博多向けにアジャストしてきた結果でしょうか?
※ちなみに一風堂の赤丸新味はこういう感じです。
続けて「鶏」を注文。
店員さん、連食するマニアに慣れていないのか、食券を渡すと
確認せずに替え玉を注文しようとしますが、慌ててそれを制します。
「豚」とは違うなめらかな麺、デビット伊東氏に直接確認しましたが、やはり「豚」と「鶏」で麺を変えているようです。
黄金色に澄んだスープは、個人的には五行の塩ラーメンに近いコンセプトを感じます。
「豚」と並べてみると、程よいコントラストを形成するメニュー構成です。
さらに具材の方ですが、こちらは如何なく個性を発揮しています。
熱々の油と焦がしネギ&白髪ネギに、でびっとお得意の大根トッピング、
鶏肉チャーシューと、一杯で何役もこなす万能タレント並の活躍です。
※ちなみに五行はこ〜んな感じです。ダイケン客員情報では2007年2月ごろ再開予定だとか。
意外にも、というか、研究の末、というべきか、実績のある一風堂色の強さを感じるラーメンになっていますが、
ふくちゃん順風園を始めとする博多駅周辺のラーメン屋の中では、頭ひとつ抜け出た存在ではないでしょうか。
サプライズ感はありませんが、安定感のある店として重宝しそうです。
↑写真は全てクリックで拡大します!
でびっと 博多店
住所:福岡市博多区博多駅前4-5-5
時間:11:00〜23:00
休み:なし
HP:?
点数:4.0点(豚らーめん)、4.2点(鶏らーめん)
※下のMapFanバナーをクリックするとお店の地図が表示されます。