おつかれ麺です。オゴポコです。
青森市の中心部から離れた街道沿いに、わたしは立っています。目の前の店は「雷門」。
ここまで食べてきた青森特有のラーメンとは一線を画する、東京の流行に目を向けた新進気鋭のお店です。
しかし、視点は東京に向いてるかもしれませんが、立地についてはある意味「青森的」と言いたい。
コンビニすら無い寂しい街道沿いに、置いていかれたようにポツンと佇むロケーション。
写真の角度からは分かりませんが、背景の八甲田山によく映えます。
11時の開店。「こんなとこまで客が来るのか?」と思いながら遠めから店を眺めていると、
PS3の販売でもあるのか、示し合わせたように集まる車、車、車!!
「こりゃいかん!」と慌てて店へ駆け込みます。
店内は若い店主と男性スタッフが2名、接客担当の女性1名で切り盛りしています。
メニューに目を向けると、まず目に飛び込んできたのは『らー麺(こってり)』。
店内のウンチクを見ると秋刀魚節を使っているそうです。
いや〜、まさか青森で武蔵のそっくりさんに出会うとは。
そして、更に読みすすめると「潤」で目にした『鬼あぶら』の文字が。
更に更に、メニューを裏返すと『ちーゆとんこつ』なる商品まであります。
更に調べてみると、2号店「ひらこ屋」では、『たかはし』のような煮干ガツンのラーメンも出してるとか。
訂正します。武蔵のそっくりさんどころか、ラーメン界のマネマネと呼ばせてもらいます。
そんなマネマネに気を取られつつも、冷静に繰り出したコマンドは『らー麺こってり中太麺』ですが。
J−POPが流れる中、店名のロゴ入りTシャツに身を包んだ女性スタッフがラーメンを運んできました。
スープは、さすがに東京で見かけそうな込み入った味わいです。Wスープと銘打ったスープからは、
い〜い感じで魚介だしが香ってきます。加えて、そこはかとなく浮かべられた香り油。
ぷるっとした縮れ麺も心地良いし、チャーシューも抜かりなく重厚感溢れる厚みを誇って申し分なし。
もちろん、無化調です。
まるで、ひと昔前の西武ライオンズのように隙が無さ過ぎてアラ探しをしたくなりますが、
うまいんだから文句のつけようがありません。武蔵とは違う味わいでしたが、
単にマネするとかいうレベルを超えた活躍を期待できそうな店です。
次に青森に来たら、2号店の「ひらこ屋」にも行ってしまうでしょう、きっと。
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雷門
住所:青森市幸畑谷脇181-6
時間:11:00〜22:00
休み:なし
HP:?
点数:4.3点
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それほど良い印象残ってないんですよね〜。
改良されたものと前向きに今回のレポを拝見しました。
メニューを見たときは少しヒキましたが、
割と良い印象を抱きましたよ〜!
ただ、マネしてる元の店達とは比べるべくもないですが・・(T人T)