おつかれ麺です。オゴポコです。
弘前市から東へしばらく進むと、そこは今年の1月1日に合併して誕生した平川市。
その平川市内、旧尾上町に店を構えるのは、たかはし中華そばインスパイアとして知られる「味助」です。
インスパイアというからには、当然、濃縮煮干還元された煮干汁を期待しての訪麺なのですが、
閑散とした店内は「にぼしい」じゃなかった「さびしい」雰囲気を醸し出しています。
カウンターに座り、店のおばちゃんと客の会話に耳を傾けますが、津軽弁?のためほとんど理解できず。
じゃあ、博多弁で対抗しようかとも思いましたが、よく考えるとわたしは筑豊弁なので断念し、
「中華そば」という全国共通の単語を発し、じっと待ちます。
ちなみにこちらのメニューにあります、極太麺の「ジャンボ焼きそば」は、
暖簾に書いてあるようにこの店の名物です。
ちょうど先客が(何かの嫌がらせのように)一気に持ち帰り5人前を注文していたため、
おばちゃんの作業量はかなり大変なことになっておりました。
博多弁で言うならばちかっぱいたいへんそうです(間違ってるかも)。
ジャンボ焼きそば5人前を作る間に、いつの間に作ったのか、「中華そば」が出てきました。
おそらく小鍋で温めているからか、湯気がもうもうと立ち昇るスープは濃い煮干色で統一されています。
そのスープ、「たかはし」ほどではありませんが、「ガツン」と煮干効いて濃縮感は十分。
「たかはし」が濃縮煮干還元率500%なら、こちらは300%くらいでしょうか。
麺は細い縮れぷるぷる麺。煮干王国はどこも麺がおいしく、羨ましい限りです。
更に具、特にチャーシューの量が多いのは特筆モノですが、
麩には煮干スープが染み込んでしまっているのはご愛嬌ということにしましょう。
とにもかくにも「さびしい」なんてとんでもない、「にぼしい」一杯を味わわせてくれて、どうもありがとうございました。
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味助
住所:平川市高木字原富209
時間:11:00〜17:00
休み:月
HP:?
点数:4.2点
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