おつかれ麺です。オゴポコです。
仙台から深夜移動し無事に青森市内で1泊。東北遠征2日目は青森県内をひたすら食べ歩きます。
もちろん、観光など全く眼中にありません。
青森県は一般には知名度は低いのですが、知ってるマニアは知っている「煮干ラーメン王国」です。
「神聖トンコツ帝国」の住人として、自国の対極に位置するこの国への表敬訪麺は長年の夢でありました。
さて帝国の使者として、まずは王国のトップに謁見するのは当然のことでしょう。よって、
いの一番に訪麺したのは、煮干王「たかはし中華そば」です。
読者の大半を占めると思われる福岡の方にとっては、そう言われてもイマイチぴんとこない面もあるでしょう。
そういう方には、マニアの間で使われる、こちらのお店を端的に表したある言葉をお送りします。それは・・・
「魁龍の煮干版」
福岡人にとって、これほど分かりやすい説明はないでしょう
ただ、青森県民にとっては、魁龍は「たかはしの豚骨版」なのかもしれませんが。
さあ、前置きはこのくらいにして、まずは食券機で「中華そば 650円」を購入。
割と広くて清潔感のある店内は小上がり席もあり、思ったより寛ぎやすい環境です。
しかし、既に王のオーラともいえる猛烈な煮干臭があたりに漂っています。
客層は実に様々。老いも若きも男も女もニボラーもそうでない人も、皆、ラーメンを楽しんでおります。
わたしはひとりカウンターにて、暴君煮干王の到着を心待ちにします。にぼにぼ。
しばしのち、煮干王が目の前においでになりました!
店内の説明書きによると、麺は自家製の手打ち麺。たしかに、ぷるぷるした縮れ麺は舌触りもよく、量も多め。
そしてスープ。写真を見ただけで「ちょっとやばい?」と思える位、煮干の苦味が半端ではありません。
ファーストインパクトは煮干苦さですが、スープそのものはしっかり動物系が下支えしている感があり、
うまい具合にバランスがとれています。そして、チャーシューも味が染みて上出来!
そこまでドロドロ感はありませんが、煮干粉が浮くスープを飲みつづけると唇がベタベタしてきました。
それが分かっているのか、ところどころにティッシュが常備されているのは王の心遣いと言えるでしょう。
魁龍と同じくこのラーメンも、好き嫌いは別として、
普通の人にとって受け入れられるかどうかのギリギリのラインを保っているのかもしれません。
はるばる福岡から来てよかった、と思わせるこの1杯で胃袋は満足しましたが、
「もっと青森のラーメンを知りたい!」という欲求はまだまだ膨らむばかり。
煮干王に別れを告げ、王国の旅が始まります!
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たかはし中華そば店
住所:青森県弘前市撫牛子1-3-6
時間:平日、日曜 11:00〜15:00、土曜 11:00〜15:00、17:00〜20:00(LO 14:45、19:45)
休み:水
HP:?
点数:4.5点
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青森のラーメン、煮干しの効き方が色々あって面白いですよね〜。
それでも、気合で食べてほしい一杯です!
>おださん
>超攻撃的煮干スープ、どうでしたか?(^^;
もう、こういうの大好きです!インパクトだけじゃないですからね〜!
>煮干しの効き方が色々あって面白いですよね〜
ですね。
一口に煮干と言ってもバリエーション豊かで、
楽しい食べ歩きでした。
また行きたいご当地です!遠いけど・・(´〜`;)