
おつかれ麺です。オゴポコです。
仙台も残すところあと2麺。刻々とお別れの時間が近づいて参りました。
実は「味よし本店」のあと少々脱線して、「くじら軒」に似ていると噂の「恵比寿」に行ったのですが、既に営業終了。
すぐに本線へ復帰し、車を停めて「卍」を探しウロウロ。おっと、すぐに分かりましたヨ。
交差点の曲がり角の向こうから漂ってくる、すえたような二郎臭
半径50メートル以内にばらまくこの臭いは、二郎にしかできない宣伝方法でしょう(大げさではなくほんとに)。
いつの間にか小走りになっていた自分に少し恥ずかしさを覚えつつも、抑えきれぬ二郎欲には勝てず、
遂には本気走りで曲がり角をコーナリング!!そこには、目指した「卍」の文字が光り輝いておりました!!
店の前に行列はありませんが、店内はほぼ満員。地図記号では「卍」は寺院を指しますが、
こちらの「卍」には心の安らぎを二郎に求める輩が数多く集っているようです。
久し振りにお目にかかる個性的な食券機は、師匠の「凛@大崎」と同じタイプ。
「太麺醤油」の食券を購入し、店員に渡す際、久し振りに聞くこのご挨拶。
「にんにく、入れますか?」
ほんとはいろいろ頼みたかったのですが、まだ先があるので「はい」とだけ答えて
デフォルトを食べてみることにします。

割と早く出てきたラーメンは、事前情報通り、明らかに量少なめ。
しかし、本日6杯目の自分には丁度良い量です。問題は味。
水面に浮遊した油がかなりの重層をなしていますが、丼をもちあげ直接スープを口に運びます。
醤油と脂と油が入り混じったこの味は、確かに二郎。
この脂まみれのスープが大脳新皮質を刺激し続け、やがて正常な判断力を喪失させていくのです。
やっぱ、二郎にはこのくらいの蛮勇を奮ってもらわないとダメだわ。ねぇ、島さん。

麺、野菜、共に量は普通なので、驚くほどすぐに完食。何だか、
おやつとして二郎を食ったような物足りなさはありましたが、
麺はきっちり「ゴワ四角麺」してました。この麺がいいんだよ、この麺がっ!
ただ「凛@大崎」とはあまり似ていない。以前「凛」で感じた「不思議なかっぱえびせん味」は皆無で、
素直に油多めの二郎といった趣きでした。
ひとくちに二郎と言っても、直系の他に様々な傍系があるわけですが、
「まあ、こういう二郎もいるだろう」と納得し車へとダッシュで戻ります。
何せ、「卍」に入ったのは18時50分。あと1時間くらいでもう1軒行かねばならないわけですから、
今日のオゴポコさんはホントに忙しいです。
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卍
住所:仙台市青葉区五橋2-5-11
時間:平 11:30〜14:30、17:30〜20:00、土 11:30〜15:00
休み:日、祝、月
HP:?
点数:4.4点
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仙台シリーズどれも高得点ですねー。
最近トンコツ離れしているので、
色々なバリエーションの店があって
ウラヤマシイ限りです。
仙台は東京で揉まれた有名店の血を引く店が多いので、
選んで行けばどれも良店です。
人口で見ると、福岡市と仙台市はそう大差ないですが、
選択肢の多さでは福岡は完全に負けています。