これから約半月に渡り、「東北ラーメンクエスト」と題しまして、仙台⇒青森のラーメン店を紹介していきます。
おそらく多数を占めると思われる福岡県内の読者の皆さん、あらかじめお断りしておきますが、
豚骨ラーメンは一杯もでてきませんので、拒否反応を起こさないようご注意ください。
それではどうぞ〜!
≪序章 オゴポコ食べ歩きは準備食べ歩き≫
遠征の数日前、いつものようにウキウキ気分で食べ歩き攻略計画を立案する
オゴポコの脳裏に、ある不安がよぎる。
訪麺予定店の優先度、営業時間、定休日、住所、特徴等をEXCEL表にリストアップし、
ホテル、レンタカー、航空機、全ての予約は済ませた。いったい何が不安なのか・・?
そう、それは、
各店舗の位置関係。
つまり、優先度Aの店が2軒あり、その2軒の間に優先度Bの店があるとする。
そうした場合は、当然、A⇒B⇒Aとまわるのが最も都合がよい。
しかし、多数の店が候補に挙がっている場合、そう単純にはいかない。
現地に入ったら最後、住所だけでまわる順番を判断するのは容易ではないのだ。
特に、知らない土地であればなおのこと。
店の位置関係を知るには、そう『地図』を手に入れねば!しかし、手書きするのもちょっと・・
ならば、「プロアトラス」を使えばいい!!(というか前から持っていた)。
これなら、訪麺順番も立てやすくかつ最小限の移動距離で店をまわることができる。
「ていうか、そのくらい前からやっておけよ」という自分ツッコミを軽く入れ、地図に店を配置してみた。

オゴポコは「仙台市」の地図を手に入れた!!(クリックで拡大)
今回の例では、まず、仙台駅から最も遠い「本竈」へ向かう。そして、幹線を走り、
「五福星」へ。更に「とがし」「三味」とまわり、ちょうど昼営業が終了するくらいだろう。
休憩後、夜の部は少し早めに通し営業の「味よし」へ向かう。更に間髪入れず「卍」「くろく」を
攻略し、ちょうど八戸行きの最終新幹線に間に合う手筈だ。
さて、ここで賢明な読者諸君はこう思うかもしれない。そもそも、なぜオゴポコは仙台へ行こうと思ったのか・・?
ひとつは、JAL特典航空券(15000マイル)でなるべく遠くの国内往復便を使おうと思ったから。
そしてもうひとつの理由。それは、仙台市は全国的な知名度を誇るご当地ラーメンこそ存在しないが、
なぜか関東の有名店出身の店(または支店)が多い激戦区だからだ。
(実際はどうあれ)東京基準を標榜する拉麺本位としては、ここは見逃せないっ!
ていうか、人口だけで見ると福岡市とあまり変わらないのに羨ましいっ、クソッ!
という嫉妬にも似た感情を抱きつつ、朝8時10分の福岡発仙台行のJALに乗り込むオゴポコであった。
次回、≪第一章 仙台を走り回るラオタ≫に続く。