おつかれ麺です。オゴポコです。
まるでギズモのような雲が空を覆う、8月のある土曜日。
虹の松原の鬱蒼とした松が覆う道を走り抜けると、唐津の街が迫ってきました。
「九州制圧」の大目標を実現するために避けては通れない、九州ラーメン界の要衝であります。
「ここを制しておかねば、全国への扉は開けない」という信念を抱きながらもしかし、
与えられた時間はわずか2時間とあまりにも短い・・。
索麺力および機動力を最大限に高め、「臨機応変に各麺撃破」の電撃戦を展開します。
まず、最初の目標は「関東軒」。
「局地的関東圏」で提供される「あっさり醤油ラーメン」という情報は既にキャッチしています。
さあ、今から、関東軒の丼が「九州の醤油ラーメンかくあるべし」と語りかけてくれることでしょう。
開店直後に入店するも、既に店内は半分ほどの入り。
御大将がデンと構え、その周りを女性店員4人がせわしなく動き回っています。
無駄の無い、威勢のいい、なかなかに訓練された動きを見せてくれます。
ちなみに、ここは関東圏なので携帯電話は使用できません。要注意です。
メニューに目を向けると「ラーメン」「支那そば」「みそラーメン」の他に、
サイドメニューは「餃子」「水餃子」と磐石の構えです。
メニュー右端の「ラーメン」は豚骨ラーメンとのことなので、
あっさり醤油ラーメンの「支那そば」をスパッと注文します。
「支那そば」の特徴は、麺。これが、名声を轟かす自家製麺か・・。
なるほど。波のように縮れた麺が、うねりながらシュルシュルと喉を通っていきます。
食べて気持ちいいと思う麺は、稀有な存在。
この麺、かなりsexyです。
では、スープはどうか?
ジンワリというよりは、生姜のようなスカッとした清清しい醤油味。
「重さ」よりも「キレ」で勝負してくる、手強いスープです。土台となる出汁も
しっかりしてるので、いつまで飲んでも飽きません。
具は、脂多めで歯応え硬めのチャーシューが2枚、メンマ、ネギ。これは普通かな。
ただ、確かに良質の醤油ラーメンではありますが、良い意味での「枯れた味」。
九州で出しているからこそ、逆に存在感を増しているのだろうな
とも思いつつ、600円を払って圏外へ脱出しました。
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関東軒
住所:唐津市和多田本村2-1
時間:11:00〜17:00
休み:火
HP:?
点数:4.0点
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オゴポコさんにはね
そうかもね