2006年09月01日

関東軒@唐津 − 九州内の関東圏へ突入すべし

関東軒.jpg

おつかれ麺です。オゴポコです。

まるでギズモのような雲が空を覆う、8月のある土曜日。
虹の松原の鬱蒼とした松が覆う道を走り抜けると、唐津の街が迫ってきました。
「九州制圧」の大目標を実現するために避けては通れない、九州ラーメン界の要衝であります。

「ここを制しておかねば、全国への扉は開けない」という信念を抱きながらもしかし、
与えられた時間はわずか2時間とあまりにも短い・・。
索麺力および機動力を最大限に高め、「臨機応変に各麺撃破」の電撃戦を展開します。

まず、最初の目標は「関東軒」。
「局地的関東圏」で提供される「あっさり醤油ラーメン」という情報は既にキャッチしています。

さあ、今から、関東軒の丼が「九州の醤油ラーメンかくあるべし」と語りかけてくれることでしょう。

関東軒支那そば.jpg

開店直後に入店するも、既に店内は半分ほどの入り。
御大将がデンと構え、その周りを女性店員4人がせわしなく動き回っています。
無駄の無い、威勢のいい、なかなかに訓練された動きを見せてくれます。
ちなみに、ここは関東圏なので携帯電話は使用できません。要注意です。

メニューに目を向けると「ラーメン」「支那そば」「みそラーメン」の他に、
サイドメニューは「餃子」「水餃子」と磐石の構えです。
メニュー右端の「ラーメン」は豚骨ラーメンとのことなので、
あっさり醤油ラーメンの「支那そば」をスパッと注文します。

「支那そば」の特徴は、麺。これが、名声を轟かす自家製麺か・・。
なるほど。波のように縮れた麺が、うねりながらシュルシュルと喉を通っていきます。
食べて気持ちいいと思う麺は、稀有な存在。

この麺、かなりsexyです。

では、スープはどうか?
ジンワリというよりは、生姜のようなスカッとした清清しい醤油味。
「重さ」よりも「キレ」で勝負してくる、手強いスープです。土台となる出汁も
しっかりしてるので、いつまで飲んでも飽きません。
具は、脂多めで歯応え硬めのチャーシューが2枚、メンマ、ネギ。これは普通かな。

ただ、確かに良質の醤油ラーメンではありますが、良い意味での「枯れた味」。
九州で出しているからこそ、逆に存在感を増しているのだろうな
とも思いつつ、600円を払って圏外へ脱出しました。

↑写真は全てクリックで拡大します!

関東軒
住所:唐津市和多田本村2-1
時間:11:00〜17:00
休み:火
HP:?

点数:4.0点

※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

posted by 拉麺本位 at 22:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 訪麺:佐賀県
この記事へのコ麺ト
博多の細面がおいしいよね
オゴポコさんにはね
Posted by at 2009年08月07日 22:26
>名無しさん
そうかもね
Posted by オゴポコ at 2009年08月09日 03:07
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