
おつかれ麺です。オゴポコです。
福岡で人気の味噌ラーメンと言えば、いの一番に名前が挙がる「川端どさんこ」。約4年ぶりの訪麺となります。
前回の記憶はかなり薄れていますが、あまり良い印象がなかったのは覚えてます。
しかし、いまだに人気を博しているということはそれなりに味が向上しているのか?
今回は確認のための訪麺です。

若い店主が仕切る厨房は、博多っ子の粋を感じさせる活気に満ちています。
挨拶、動作を含め、気持ちの良い接客です。これは高ポイント。
さらに、鍋で力強く炒める味噌ラーメンの作りっぷりをみていると、
「これはひょっとしてイケるかな?」
と期待を抱いてしまいました。
「しまいました」という表現でもうお分かりかと思いますが、やっぱり平凡そのものでした。
見た目で分かるとおり、味噌とスープが分離した味噌汁状のスープは、すっきりあっさりタイプ。
縮れ麺は、札幌味噌ラーメンにしては若干細め。ちょっと個性が足りない感じです。
具は、もやし、玉ねぎ、ネギ、チャーシュー二枚に一味唐辛子が少し入ります。
総じて、良く言えば、無難に食べられる味噌ラーメンと言えそうですが、
ここまで流行っているのは立地の良さか?それとも、福岡人は味噌ラーメンに寛容なのか?
実は、事前にじーの副部長らから報告を受けてはいたのですが、
実際食べてみても理解に苦しむ、謎かけのような味噌ラーメンでした。
<おまけ>
この店のもうひとつの看板メニュー、評判の「やきめし」も食べてみましたが、
500円にしてはかなりのボリュームを保っている点と、割と薄味で油の絡みが
よく、パラパラになっている点は評価↑です。
ただし、価格とボリュームに重点を置いているのか、具は貧相。
総合的には「すみれ」の炒飯の方が、数段好みです。
↑写真は全てクリックで拡大します!
川端どさんこ
住所:福岡市博多区上川端町4-229
時間:11:15〜19:55
休み:火、第三月
HP:?
点数:3.3点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

どさんこは昔よく行きました。
福岡では、醤油ラーメンよりも、味噌ラーメンの方が受けるのかもしれないですね。九州の醤油・味噌は関東に比べて甘いので、醤油ラーメンは苦しいのでは、と思っていました。関東の醤油で作った醤油ラーメンはちょっと辛すぎる気がしますし。
味噌は旨みが強いし、色々手を加えられる分、醤油よりは受け入れられやすいのかと。
興味深いコメントありがとうございます。
豚骨ラーメンであれ、醤油ラーメンであれ、
どちらも味の決めてとなるのは「醤油ダレ」であることは
変わりないですから、醤油の観点からラーメンを見てみるのは
面白いですね。
味噌ラーメンなら、味噌そのものは福岡でも抵抗は無いはずなので、
ある程度受け入れられるのは分かるのですが、
川端どさんこがここまで流行っていることは理解に苦しみます。
立地によるものが大きいとは思うのですが・・
ちなみに、儒学者さんは福岡の方でしょうか?
好きなタイプのラーメン屋などありますか?
4年半前に博多に転勤してきた当初、期待して行った川端どさんこでしたが、
幻滅して以来足を運んでいませんでしたが、今年の山笠(追い山)の前日に久々に訪麺しました。
やはりここは「やきめし」をメインに味噌ラーメンをたべるお店のようですね。
店内の客のほとんどが「やきめし」を注文していました。
どさんこが流行っているのは、仰る通り立地によるところが大きいかとも思うのですが、キャナルシティーができるより前の川端商店街に閑古鳥が鳴いていた頃から流行ってたのはちょっと不思議です。
考えたのですが、福岡(に限らず九州)の人は結構守旧派であるような気もしています(若者はそうでもないのでしょうが)。そこから考え、
・古くからあり、アクセスも便利などさんこには、「どんな味か分かっている」という理由で通いやすい。
・「醤油ラーメン=塩辛い」という先入観、及び、旧世代の東京(=中央)への対抗意識から、食べてみもせぬまま、醤油ラーメンへの点が辛くなる。
など仮説を立ててみました。
>ちなみに、儒学者さんは福岡の方でしょうか?
久留米在住です。福井生まれなので、生粋の福岡人ではありませんが。
>好きなタイプのラーメン屋などありますか?
私も案外守旧派で(笑)、やはり豚骨ラーメンが好きですね。久留米に来る前は北九州に住んでおりましたので、「龍」のラーメンは好きでした。
カンスイ臭い麺と化学調味料は平気です(「ひろせ」までいくと駄目ですが)。
おつかれ麺です。
焼き飯は、確かに500円で腹いっぱいになりますから、
コストパフォーマンス高いですね。
あとで知ったのですが、半焼き飯もあるようで。
メニューにはなかったように思いますが・・
>儒学者さん
確かに、福岡人のラーメンに対する考え方は
守旧派が最大派閥だと思います。
それを打破できるような革命児が福岡に多数
現れることを願ってやみません。
ラースタがその決起となってくれることを期待してましたが、
卒業した店の行く末を見ていると、
今のところ成果は出ていないように思えます。
ちなみに、わたしが苦手なのは「進歩のない守旧派」で、
「進化する守旧派」は大好きです。
先日、両親宅(福岡)へ行った折、一度行ってみたいと思っていたすみれで食べてきました。私もカミサン(北九州人で、魁龍大好きな濃厚コッテリ豚骨原理主義者)も大変気に入りました。
確かに、すみれの味に比しての客の入りを見ていると、どさんこが混んでいるのは不思議ですね。
ラースタに関しては、オープン当時、真っ先に坂内食堂に向かってしまった苦い思い出が……。
すみれを食べてしまうと、川端どさんこの繁盛ぶりが
より一層奇異に見えますね。
ラースタは9月15日の入替後の新福菜館に注目してます。
福岡でアレがどのように捉えられるか・・
北九州在住中、リバーウォークの五つ星ラーメン街で食べました(この時はカミサンは同行せず、一人でした)。スープ、チャーシュー共に大満足でしたが、なぜか店内ガラガラでしたね。
一心不乱は満員でした。
私は「豚骨好き」ですが、一心不乱があんなに流行る理由はよく分かりません(まずくは無いんですがねぇ)。