おつかれ麺です。オゴポコです。
福岡南部のプチ遠征。最近、出席率が高くなってきた「たいちゃん」と「しばっち」が同行してます。
1軒目は「田舎のニューウェイブ系」として気になっていた「に百杯家」へやってきました。
細かいことは置いておいて、とりあえず薀蓄に耳を傾けてみます。
スープは豚骨をベースに、鶏ガラ、魚、椎茸、昆布、野菜など、十種類以上の
具材をゆっくりそして、じっくり煮込んで仕上げています。
1回のスープを仕込むのに3日間かかり、150〜180杯しかとれません
麺はスープが絡みやすいように、手揉みで仕上げた細麺です。
炙りチャーシューは豚のバラ肉を使いスープの味を壊さないように、
ほどよい味付けに仕上げています。
辛い薬味は13種類のスパイスを使って、刺激的で深みのある辛さを演出しています。
パンパンパン!!は〜い、結構です、よくできました!!
ま、この立地で180杯売り切れているのかどうかはさておき、そのラーメンを見てみましょうか。
自慢のスープですが、豚骨スープは普通の濃度で臭さは抑え目です。
むしろ和風ダシの方が強く香り、そこへ鰹系の香りが漂う油が加わってます。
紛う事なきニューウェーブ系の豚骨魚介です。
前述の薀蓄にもありましたが、麺は極細麺。とはいえ、博多系ほど粉っぽくなくナカナカ。
と、ここまでは良かったのですが、辛い薬味は完全に蛇足。
思い浮かべてください。豚骨魚介に一蘭ぽい辛い薬味が混ざった味を。
これに、少々脂が多いチャーシューが加わってきますので、
最後の方は全体的にかなりクドいラーメンになっている気がします。
スープ自体は、福岡では珍しい豚骨魚介として結構イイ感じだと思うのですが、
正直、欲張りすぎです。
さて、同行した2名の反応を見ると・・これはかなり興味深い実験になってきました!!
山口の盛すけを彷彿とさせる、というか、それ以上の拒否反応を示しています!!
こちらがたいちゃんの丼。既にレッドシグナル(紅生姜)が点灯しています。
そして、しばっち。1杯目にも関わらず4分の3は残しています。そして、次のセリフ。
「吐くかと思った」
やはりどう頑張ってもこの2人は、魚介系の和風ダシに拒絶反応を起こしてしまうようです。
福岡には、意外とこういう人が多いのか?それとも、たまたまなのか?
客の入りはいいようなので、この2人が特別なのだと思いたいのですが・・
ひょっとして、福岡での豚骨魚介系の未来は暗いのかもしれません・・
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に百杯家
住所:うきは市吉井町清瀬507-1
時間:11:00〜15:00、18:00〜21:00
休み:?
HP:
点数:3.7点
たいちゃん 2.0点(勘弁してください)
しばっち 2.0点(俺がおかしいのかも・・)
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現状打破のため、紅しょうがも途中投入しましたが、これが裏目に・・
まだまだ修行が足りませんでしょうか(^^;)
>修行が足りませんでしょうか
いえ、豚骨魚介はダメな人はとことんダメみたいですからね。
九州では豚骨魚介はまだ異端ですが、
実力派の濃厚豚骨魚介が現れることを願ってます!