
おつかれ麺です。オゴポコです。
「深夜の中洲3軒はしごプロジェクト」2軒目は、中州で約40年の歴史を誇る「王餃子」です。
「自称福岡で最初の醤油ラーメン」とのことで、ずっと気になってました。
「醤油メインでそんなに続けられるのなら、よもや外すことはあるまい!」と意気込みつつ、
客ヒキやケバケバしたお姉さん達には目もくれず入店です。

お!いらっしゃいました!
厨房内では、この店の名物店員として有名な「おばちゃん」が元気に注文を取り仕切っています。
最初から「醤油ラーメン一杯」と心に決めていましたが、何となく気まずいのでメニューを眺めます。
「博多しょうゆラーメン 650円」
中州とはいえ、超攻撃的な価格設定に眠気も吹っ飛びます。
とはいえ、わたしもラーメンマニアの端くれ。平静を装ってラーメン一杯を注文します。
ここで、ちょっと微笑ましい出来事が。
ラーメンを待っている間、店の外から酔っ払いが「おばちゃ〜ん」と手を振って去っていきました。
嫌な顔ひとつせず、陽気に手を振り返すおばちゃん。
カリスマ性と愛想は間違いなく5.0点です。

若い男性店員が作ったラーメンをおばちゃんが運んでくれました。丼を手渡しで受け取ろうとすると、
「それじゃあ、あぶない、あぶない!!」
と優しくテーブルへ置いてこちらへずらして持ってきてくれました。見事な気働きです。
おばちゃんの凄さを垣間見た一瞬でした。
おっと、肝心のラーメンですが、もう多くは語りますまい。
マルタイ棒ラーメンっぽい硬めの麺。
例えるなら、ベビースターをお湯で割ったみたいなシンプル&安心できる味。
650円丁度を手渡したおばちゃんの手には、中州の歴史が
皺となって刻み込まれていたように見えました。
でも、いくらなんでもこれで650円はないでしょうよ。
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王餃子
住所:福岡市博多区中洲2-5-9
時間:16:30〜27:00
休み:日
HP:?
点数:3.0点
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なんか、山中鹿之助かオゴポコか?って感じですね(^O^)
中洲を飲み歩いてた頃は王餃子(ワンシャンと呼んでましたが…)では中華カレーばかり食べてました。
来週は私も博多シリーズに突入したいと思ってます!
食べ歩きはどんなときでも「艱難辛苦」ではありませ〜ん!!
王餃子、次に行くのは40年後くらいでしょう。