おつかれ麺です。オゴポコです。
とある事情により、湯布院へやってきた麺バー2名(わたしとダイケン客員)。少し時間が出来たので、
当然のようにじゃあ別府までラーメン食べに行こうかとなりました。
そこで選んだのは、九州ではちょっと珍しい東京ナイズされたラーメンを提供する「ふらり」です。
念のため言っておきますが、
こちらのお店、決して鉄輪温泉に擬態しているわけではありません。

カウンターと小上がり席の店内は、綺麗に清掃が行き届いており好感度大です。
月並みですが、温泉のように寛げる店、といったところでしょうか。


ダイケンは「とんこつらーめん」、わたしは「中華そば(しょうゆ味)」を注文。
中華そばは、おとなしめの醤油味に特徴を与える香味油が入り、ある意味
落ち着いて飲める大人のスープといった風情です。そこに合わせられた麺は、
少し透明がかった緩やかな縮れ麺、これは良いコンビです。
で・す・が、如何せん柚子の味が強すぎる!。
折角の大人の味わいが、柑橘系の香り一色に支配されています。これは残念。
個人的に、上質なスープには柚子の香りの入浴剤は要りません。
さて「とんこつらーめん」の方はというと、豚骨スープと鶏がらスープをブレンドしているそうで、
ちょっとシチューっぽい乳化がかった旨みが後を引く個性的な豚骨ラーメンになっています。
で、本来ならばココで終わるところですが、辛口なダイケンから信じ難いひと言が!!
「もう1杯、いっとく?」
あまり時間も無いし、じゃあもうひとっ風呂浴びるとするか。


わたしは「豚骨醤油」、ダイケンは「塩らーめん」を注文。
豚骨醤油のスープは粘性が高くドロロッとした食感。舌にかなりの重力を感じますが
非常に明確なコクが好印象です。驚きはありませんが、分かりやすい訴求力のある味です。
塩らーめんは、こちらも柚子が効いてはいますが醤油よりも抑えめか?
それほどしょっぱくはなく、出汁そのものの美味しさがダイレクトに味わえます。
4杯も食べたので、ついつい長湯になってしまいました。
ついでに若い店主と少し話をしてみると、予想どおり、
東京の某ラーメン屋さん(町田市)で働いていたそうです。
「働いていたところとはまったく違う味を一から作った」
そうで、それ故に出身店名を伏せているのでしょう。
しかし、今日食べた4種類の他に「味噌らーめん」も含めて5種類のラーメンを
提供し且つそれぞれがいい湯だな状態を保っているのですから、成長が楽しみな店です。
福岡にもしばしばラーメンを食べに行っているそうで、非常に勉強熱心。
今後更なる効能を期待しております。
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ふらり
住所:別府市大畑4-1
時間:11:00〜15:00、18:00〜20:00
休み:水
HP:?
点数:
中華そば醤油 3.8点
豚骨醤油 4.2点
ダイケン:とんこつらーめん 4.0点
ダイケン:塩らーめん 3.8点
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ここの店は何度か通りかかって興味がありました。
一度食べてみようと思って行ってみるとスープ切れで閉店していました。。。今度別府に行く時は食べてみたいです。
個人的には豚骨醤油がオススメですが、
他のラーメンも佳作ぞろいなので何度も通える
お店だと思います。
よろしくどうぞ!