
おつかれ麺です。オゴポコです。
糟屋郡志免町の「支那そばや お花」にやってきました。
福岡では珍しいマジ醤油ラーメンを提供し続けて早数年、
立地の悪さにも関わらず健闘し続けているお店です。
前回の訪麺は2002年9月なので、約3年半ぶりの訪麺となります。
当時の印象としては「珍しくはないけど素直においしい醤油ラーメン」という
印象を抱いたのですが、さて、どういう風に進化しているのでしょうか・・?

ちょっとお洒落な雑貨屋さんのような、落ち着いた空気が流れる店内。
女性客や家族連れの客が目立ちます。こういった風情の店は、福岡では稀有な存在です。
しかし!そういった雰囲気とか、接客だとかも大事ですが、肝心要は味!!
ちょうどサッカーW杯が開催中なので、それに例えていいますと、
フェアプレー賞なんか要らないから、とにかく強かに勝って結果を出してくれればそれでヨシ!!
といったところでしょうか。


ちなみに入店したのはたいちゃん客員とわたしのみ。
メニューを見渡すとかなり強気な価格設定が目立ちます。
「支那そば 600円」「お花そば(塩ラーメン) 1000円」「担々麺 850円」
特に担々麺ときたら、平日限定かつ2食からオーダー可だそうです。
つまり、平日に来たとしても1人では食べられないということです。あ、1人で2杯頼めば問題ないのか!


オーダーはわたしが「支那そば」、たいちゃんが「お花そば」です。まずは支那そばですが、
どうやら勝利よりフェアプレー賞を狙っているようです。
思ったより動物系が強いスープは、素直に考えれば十分なレベルに達していると思いますが、
如何せん、ヒキの強さが足りないように感じます。
麺も同様。信州から取り寄せているというツルツルした食感の麺は、
上滑りしてスープとうまく絡んでいない印象を持ってしまいました。
総じて、福岡ではあまり無いタイプのラーメンですが、個人的には平凡な醤油ラーメンとしか写りません。
次にお花そばです。数口スープを飲んだ感じでは、こちらの方が複雑な味の構成で好みではありますが、
塩としての主張はあまり感じられず、ぶっちゃけて言うとお茶漬けチックなスープに思えてしまいました。
たいちゃん客員はというと、「それなりに満足だが1000円分の価値は無い」といった感想です。
ただ、エビとシソが入ったワンタンは手が込んでいて好印象でした。
確かに、具は1000円ラーメンに見合うのは間違えありません。
全体的な印象としては、わたしのようなマニアにとっては「ああ、これか」とさして珍しくない店に見えますが、
豚骨オンリーで生きてきた福岡人にとってはかなり希少な店として、
少々高価でも珍重がられるのかもしれません。
この辺りの問題は、お花だけに限らないことなので、もう少し分析して改めて記事にしたいと思います。
あ、最後に、味以外で確認したことを書いておきます。
こちらのお店は、あの佐野実氏の「支那そばや」とは全く無関係とのことです。
まあ、あまりに似てないラーメンなんで予想どおりではありますが。
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お花
住所:糟屋郡志免町東公園台2-4-1
時間:11:30〜17:00
休み:金
HP:?
点数:3.6点
たいちゃん:3.0点(千円払った勇気に感謝)
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

感想はオゴポコさんとほぼ同じです。
『海老ワンタン麺』と言う名前だったと思いす。
やはり、ちょっとお値段が高いかなぁ〜って感じ
ですかねぇ。
意識的に高級感を演出しているような気がしますが、
それで成り立っているから、商売としては成功なんでしょう。
そうでないと、ああいう担々麺を出すほど強気にはなれないと思います。
マロングラッセ、まだメニューにありました?
福岡ではああいう醤油ラーメンでも珍重されるんですよね〜。
マロングラッセは、すいません未確認です。
サイドメニューにはあまり目が向かないので・・。