2006年05月01日

五丈原本店@札幌 〜 死せるとん塩、生けるマニアを走らす

五丈原外観.JPG

おつかれ麺です。オゴポコです。

「てつや」訪麺の後、徒歩で「五丈原」へ。
札幌でラーメンランキングをやれば必ず上位に食い込む有名店ですが、
事前情報を総合して考えた結果、個人的には「どうかな〜?」と半信半疑のまま到着しました。
ふと店を眺めると、

何か暗い・・看板の電飾消えてますが?

じーの副部長と2人、不安になりつつも店へ入ります。

五丈原店内.jpg

店内はカウンターのみ13席。ほぼ満員です。
若いスタッフが威勢のよい接客とキビキビした動きを見せています。好印象るんるん
メニューは、とん塩、みそ、しょうゆの3種類、全てトンコツベースです。
わたしは「とん塩」、じーの副部長は「しょうゆ」をオーダーし、しばし待ちます。

五丈原とん塩らーめん.jpg

さてこちらが「とん塩」なわけですが、ああ、不安が確信に変わった瞬間・・。
スーッと飲める厚みの無いトンコツスープに、シンプルな塩ダレ。例えるなら、
影の薄いラーメンといった感じでしょうか。
とにかく、薄っぺらくてペラペラな味としか言いようがありません。
まあ、冷静に考えれば並のラーメンなんでしょうが、ここまで前評判が高いと
求めるハードルも高くなっていまいます。

そして追い討ちをかけるように、麺。これがまたいけない。佐藤製麺製の中細縮れ麺は
くたっとした柔らかさのせいか、妙に量が多くて急激に胃にきました。
チャーシューは細長く切ったものが3枚と盛りがよいのですが、
時にこれが邪魔に思えるんですからラーメンって不思議です。

苦しみつつも何とか食べ終わってじーの副部長の様子を見ると、ああ、
どうやら彼の方も大変だったようです。
五丈原で散った諸葛亮孔明の逸話に例え、「死せるとん塩、生けるマニアを走らす」
(原文:死せる孔明、生ける仲達を走らす)というオチを地で行ってしまった我々は、
仲達よろしく、素早くタクシーを拾って札幌駅へ退却したのでした。

↑写真は全てクリックで拡大します!

五丈原 本店
住所:札幌市中央区南7条西8-1024-4
時間:11:00〜26:00
休み:火
HP:?

点数:3.4点
じーの:3.2点(しょうゆらーめん)


※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください




posted by 拉麺本位 at 01:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 訪麺:北海道
この記事へのコ麺ト
僕も6年位前にこの店を訪問した時に
同様の感想を抱きました。

おにぎりは食べなかったのですか?
Posted by たけひこ at 2006年05月02日 00:17
>たけひこさん
6年前からこうだったんですか〜!
なぜランキング上位の常連なのか、不思議でなりません。
人気と実力が比例しないのは全国どこでも同じですね。
チャーシューおにぎりは全く頭にありませんでした。
元々、サイドメニューは食べないほうなので・・。
Posted by オゴポコ at 2006年05月02日 12:49
コ麺トを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コ麺ト:

※コ麺トは承認制です。反映まで時間がかかることがあります。
この記事へのトラックバック