おつかれ麺です。オゴポコです。
天和から歩いて5分ほどの場所。約半世紀前から店を構える「こだいこ」に到着しました。
重厚な鍵付の扉をギギギッと押し開けて踏み入ると、そこはジャズが流れる
瀟洒なバーのようなラーメン屋でした。
そそくさとカウンターの端に陣取り、さ〜て、熊本でも最古参の部類に入る店のラーメンは、
「旧き良き至宝」なのか、それとも、「旧態依然とした遺物」なのか・・。
男性2名で切り盛りする店内。早々に「ラーメン1杯」をオーダーし、まずはウンチクチェックです。
スープは、鉄釜で三日間炊き上げた豚頭100%の豚骨スープ。調味料は全て手作り。
特に、自慢のニンニクラードは登録商標だそうです。
更に、店の歴史を綴った一文。1954年に玉名で「東洋軒」としてスタートし、
1958年から熊本で「こだいこ」として営業、今に至るとのことです。
そして、支店、暖簾分けは一切無し。
まさに、ここ一店舗を一所懸命の精神で守り抜いた頑強な拘りが垣間見えます。
さて、半世紀に及び守り続けてきたラーメンが、時空を超えてわたしの手元に到着しました。
まずは麺から。少しつるっとしたストレート麺は、博多よりは若干太めで至って
熊本ラーメンの麺です。
次はスープ。三日間炊いたことが嘘のような
そこに自慢のニンニクラード(早い話がニンニク油)が乗り、スープの淡い印象をニンニク油で補完しています。
いやはや、アッパレ!まさかここまで見紛うこと無き完全なる熊本ラーメンを出現させるとは。
ある程度
あ〜た、もう何も言うことはありません!
で、このときのわたしの感覚をかなり強引に表現するなら、
外国人がよく思い描くジャパニーズビジネスマン像の典型、
(丸眼鏡をかけてスーツを着た、短髪の背の低いサラリーマン【ゲゲゲの鬼太郎のサラリーマン山田】)
が、ほんとに目の前に現われた、という感じでしょうか。
つまり、ありそうで無さそう、でもほんとにあった!みたいな。
↑この辺、あまり気にしないように流して流して。
まあ色々に言いましたが、ど豚骨ならぬど真ん中直球の熊本ラーメンを食べたい方におすす麺の店、
ということで締めさせて頂きます。
・・・正直、通販で買う熊本ラーメンで代替可能かも・・。
↑写真は全てクリックで拡大します!
こだいこ
住所:熊本市花畑町13-11
時間:11:30〜14:00、17:00〜5:00
休み:昼毎週月休、夜第3月休
HP:なし
点数:3.3点
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【熊本市】【豚骨】
チャーハンについてきたスープはどろっと
濃くて、そっちの方が好みに感じましたw
濃厚情報ありがとうございます。