おつかれ麺です。オゴポコです。
諸般の事情により、今年2度目の宮崎遠征と相成りましたので熊本へ寄ってみました。
ラーメン界では、「熊本ラーメン」といえば「黒亭」という枕詞が存在するほど(かなり創り)
「黒亭」の名は絶対なのですが、同じ熊本市内の力合支店は初訪麺です。
今回は、昨夏訪麺した「本店」の写真と共に「黒の競演」をお届けします。
本店同様女性のみで切り盛りする店内は、決して新しくはありませんが
清潔感が漂い清清しい雰囲気です。
そして、そこで提供されるラーメンはニンニク油&豚骨の王道熊本ラーメン。
ただし、一般的な熊本ラーメンとは違うニンニク油、これが黒亭の特徴です。
同じく熊本を代表する「こむらさき」や「好来」とは違ったニンニクチップと油の取り合わせは、
黒亭油ともいうべきオリジナリティ溢れるもの。
これこそが、黒亭の真骨頂と言うべきでしょう。
スープは本店よりこってりという噂を聞いていましたが、個人的には、はっきり
くっきりとした大きな違いは感じられませんでした。ただ、ニンニク油が支配的になるのは
本店も支店も同じなので、スープの微妙な差は最終的にはかき消されるのかも。
とにかく、単なる軽めの豚骨とは違う、一本しっかり筋の通った豚骨スープである
ことについては相違ございません。
チャーシューは割と繊維質がしっかりした歯応えのあるモモ肉?でしょうか。ブラボー黒亭!
麺は富喜製麺の少し太めストレート。かために茹でられいい具合。ブラボー黒亭!
黒亭遺伝子を受け継ぐ力合支店は、本店とは違い行列も少なそうなので、
お忙しいラーメン紳士淑女にはおすす麺の熊本ラーメンです。
こちらは、昨夏訪麺した「黒亭本店」。
ラーメン写真の写りが違うので見た目が違いますが、味の印象はほぼ同じです。
さて最後に、黒亭の壁に掲げられているニーチェの有難いお言葉を頂きますが、
真剣に意味を考えるとラーメンが冷めてしまうので、自分なりに解釈したら
さっさと食べてしまいましょう。
鋭くて柔和、粗野で繊細
慣れていて珍らか、汚れて純潔
愚者と賢者との密会。
ぼくはこうしたすべてであり、
そうありたい。
鳩であって同時に蛇であり豚でありたい
うむ。やっぱり、最後は豚か・・
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黒亭 力合店
住所:熊本市鳶町1201
時間:11:00〜20:00
休み:水
HP:なし
点数:4.3点
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【熊本市】【豚骨】
よっぴぃは文句なしに5点!
でも少し高い(泣)
ところで、熊本市高平(?)の大黒ラーメンは行かれましたか?あそこは黒亭修業の店主が切り盛りしていて、黒亭が野生の味としたら大黒はマイルドな味ですよ。黒亭より好きっていう人も多いみたいです。一度是非。
個人的にも、黒亭は力合店の方が好みです。
大黒ラーメンは宿題なので、玄啓を食べに行く
ついでに行ってみようかと考えてます。