2006年03月14日

珍楽@小倉 〜 分かりやすいことはいいことだ。

珍楽外観.jpg

おつかれ麺です。オゴポコです。

拉麺本位客員と往く第一回プチ東方遠征の始まりです。

今回は北九州へ連れて行く、と見せかけて実は下関まで行ってしまうという、
半ば詐欺に近い連れ出し方で3人の客員(たいちゃん、しばっち、ダイケン)を同行させました。

それにしても、なぜそうまでして一般人を連れて食べ歩くのか?
疑問に思われるかもしれませんが、この一般人の感覚は結構大事です。
年間数百杯も食べるわたしとは違った純真な感想は、時に金言であったりします。
決して、交通費を浮かせるために誘っているのではありません。

さて、一軒目の「珍楽」、こちらはダイケン客員の推薦店です。
彼は、わたしにラ賊@粕屋を紹介してくれた実績があるだけに期待大です。
しかし今回、彼はこの店で食べたことがあるわけではなく、
たまたま凄い行列を見かけたので気になっていたとのこと。
ちなみに、ダイケン客員の期待度判断基準では「行列度」が結構なウェイトを占めているようです。

この辺り、理由が実に分かりやすい。

わたしなど、ゆがんだ見方で「行列が長い、人気がある=美味しいとは限らない」とか思ってしまい、
なかなかこうはいきません。

珍楽ラーメン.jpg

店内はカウンターとテーブル席が数席のみ。かなり年季が入っており、
いかにも町のラーメン屋という雰囲気です。
元競輪選手(という噂)の店主と男性助手の2人で切り盛りしています。

ラーメンは、もやしとゴマが乗った見た目からして、珍龍軒系を思わせるビジュアルです。
スープはかなりクリーミー、いや、牛乳系の乳脂肪たっぷりタイプです。
そこへ、最初から大量のニンニクと胡椒が乗っております。実に明白な作り。
珍龍軒と違い、スープ自体が特徴的にクリーミーなのでかなり面白い味として成立してます。
更なる刺激を求める方は、薬味の辛みそで違う世界へ旅立ちましょう。

麺は少し太めのかため。しかし、他の3人はやわめだったという人もいたので多分、ぶれがありそう。
だって、一度に5〜6人前作ってましたから。

「素材がどう」とか「こだわりの製法」とか言うのとは無縁の店ではありますが、
この繁盛ぶりを見ると、分かりやすいとはスバラシイと改めて思った次第であります。

↑写真は全てクリックで拡大します!

珍楽
住所:北九州市小倉南区下石田1-9-31
時間:11:00〜15:00
休み:不定
HP:なし

点数:3.7点
ダイケン 3.9点
たいちゃん 3.8点(ドーピングにより剥奪)
しばっち 4.0点


※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください


【北九州市】【小倉南区】【豚骨】
posted by 拉麺本位 at 02:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | 訪麺:福岡県>北九州市
この記事へのコ麺ト
「珍楽」は、本店と黒崎店に、一度ずつ行きました。
その両店とも、私が食した時は、スープがわずかに酸っぱいと感じたのですが、オゴポコさんの食感としては、その様なことはなかったでしょうか?
Posted by Hibiki at 2006年03月19日 10:48
>Hibikiさん
すっぱさはありませんでしたが、乳臭さはありました。
胡椒とニンニクで少々のブレは塗りつぶしてしまう
のがこの店の特徴のように感じます。
Posted by オゴポコ at 2006年03月21日 00:07
行列と言えば昨日、西小倉駅近くの悟空という店に行列があって相方の後輩(かなり怪しい男)が食べたところ400円で美味しかったみたいです。らーめん紀行の小浦さんも意外と高評価なので機会があれば行ってきます。
Posted by tafkap at 2006年03月21日 10:03
悟空、名前だけは知ってます。
レポートお待ちしてます!
Posted by オゴポコ at 2006年03月21日 20:56
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