大晦日恒例の「総括」と「食べ歩き報告」です。

「ラーメン留学」今年のオゴポコの食べ歩きを一言で言い表すなら、これにつきるでしょう。
沖縄県訪麺により47都道府県食べ歩きを達成はしましたが、総数397杯のうち
4分の3にあたる約300杯が東京および近県。随分と勉強させて頂きました。
それもこれも全ては、豚骨帝国九州の開国への備えであることは言うまでもありません。
幕末の日本が欧州列強の圧力により、明治維新、文明開化を経験したことは子供でも
知っている歴史的事実。それと同じく、九州も列強(東京)がもたらす影響を無視で
きなくなっていることは、拉麺本位読者なら既にご存知のことでしょう。
「豚骨魚介」「つけ麺」「二郎」等々、今後もこの勢いは増すことはあれど、衰えることはないはず。
もちろん、九州古来の伝統文化「豚骨ラーメン」が廃れていいわけではなく、これら異文化
との「共存」「融合」を高いレベルで果たせることが理想なのです。
そのためには、店はもとより、食べ手、伝え手が異文化をキチンと理解しないことには始まりません。
ところが、です。帝国のブログ、雑誌、テレビ、どのメディアでも「ちゃんと食べてから言ってるのか?」と
言わんばかりのレビューや情報が溢れ返っているのは、まことに残念至極。
特に年末恒例の「ラーメンウォーカー福岡2009」の巻頭特集は、失笑を禁じ得ない内容でした。
何ですか?「味噌の復権」「鶏白湯の台頭」ですと?どこで聞きかじったんだよwww
東京で使われているキーワードをコピーするのはまだ良いとして、問題はその内容。
味噌の紹介が5軒、その内、福岡に本店を置く今年開店の味噌専門店が1軒。
鶏白湯は5軒の内、新店は1軒。力技でブームを煽ろうとする手法は「神」譲りということか?
まずキーワードありきでピックアップしたようなラインナップ、ラヲタをなめてんのか、と。
とりあえず、本気で流行を語りたいのなら、ラーメン短期留学でもしてはどうか。
そういう高い意識を持った食べ手、伝え手が増えることを願っています。

今年のラーメン実食杯数と軒数です。






新規率は約73%でした。
MVR(最優秀ラーメン)および各賞は2010年元日に発表予定です。
今年一年、おつかれ麺でした。
やはり今年は楽しくなりそうです。
あっ!遅くなりましたが
あけましておめでとうございます。
ラーメンウォーカーに限らず○○ウォーカーが手抜きなのはいつものことですから。あの味噌と鶏白湯のお店の所在地がすべて福岡市内の一部ってのが「手抜き取材」を露呈してますよ。
ブームの捏造なんてレベルじゃなく、それらしい体裁を整えるだけに目についた単語を並べてる、それだけ。ただ門司の圭順に行ったら周りの客がみんなラーメンウォーカー片手だったってのを見ると何とかせねばと思います。
今年も期待してます!
今年も色々と楽しめそうで、何よりです。
お久しぶりです。
○○ウォーカー内でも、九州以外の例えば東京や北海道のウォーカーは割としっかりしてるように見えるので、尚更残念でなりません。
よく分からないまま載せるくらいなら、ラーメンデータバンクの手を借りるとかすればいいのに(笑)
あ、ところで、どちらさんでしたっけ?