おつかれ麺です。オゴポコです。
かつて小沢一郎氏は、細川首相を擁立した理由として「混乱期こそ血統の良さが物を言う」と語ったそうですが、
年中戦国時代の東京ラーメン界でも「血統の良さ」というのは大きな武器になるような気がします。
そういう意味で「せたが屋出身」という申し分のない血統を持つ「びぎ屋」は、それだけで他の新店から
一歩も二歩もリードしていると言えるでしょう。
師匠「せたが屋」から贈られた暖簾をくぐり、さて、血統書に恥じぬラーメンが出てくるのかどうか・・?
いきなりキタッ!読むだけで背筋がピンと伸びそうなご口上。
普通の客なら、これだけでビビッてしまって「ま、まいったぁ!」と5点をあげるところでしょうが、
こちとらラヲタのはしくれ。「まずは一杯」と冷静に対処します。
「醤油らーめん 700円」
うぉっ!うめぇ〜、ま、まいったぁ!
キリッと醤油が立ちつつも、しかし、油、魚介、旨みをガッチリ兼ね備えた芯の太いスープ。
どことなく日本蕎麦的なスープにも思えますが、このインパクトはラーメンです!(そりゃそうだ)
噛むとボツボツした麺や、一つ一つの具もいい。後で確認したところ、チャーシューは、バラとロースを一枚ずつだとか。
食後伺ったところ、店名の「びぎ」には大した意味はないとのこと。
あと、横から見てたんですが、湯切りの動作が微妙にロックンロールワンに似てたように見えたのは気のせいか。
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びぎ屋
住所:東京都目黒区鷹番2-4-9
時間:11:30〜15:00、18:00〜売り切れまで
休み:?
HP:?
点数:4.3点(醤油らーめん 訪麺日 2009/09/03)
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