
おつかれ麺です。オゴポコです。
大牟田、筑後を含めた地域で最も歴史の長い老舗、「福龍軒」に訪麺しました。
入口前では、青と赤で彩り豊かに描かれたのれんが出迎えてくれます。活き活きとした龍が
描かれた芸術性の高いのれん、かっこいい!
のれんに点数をつけるとしたら、個人的には5点満点あげたいところです。

こちらはちょっと離れた場所からみた全景。
老舗にしては古臭さが無く、インディアンレッドに刻み込まれたロゴマークのフォント、書体は
なかなかのおしゃれ泥棒っぷりを発揮してます。
昭和30年に創業し現在に至るまで約50年間、炭鉱の街として栄えた大牟田市の栄枯盛衰を
横目に見ながら、しぶとく生き抜いてきた豚骨ラーメン。いまから味あわせてもらいます!

一歩店に入ると、店内はほぼ満員の活況!ファミリー層の客も多く見受けられます。
おそらく、3世代に渡っての常連もいるのではないでしょうか?
たまたま空いてたカウンターの1席に座って大人しくラーメンを待ちます。
それにしても、客も多いが店員も多い!
男性5名、女性4名の計9名!どうやら家族or親戚+バイトという構成っぽいですが、
オペレーションはちょっと非効率的。
よくありがちな、何の作業しているのか分からない店員が見受けられます。
主に仕切っているのは大将と威勢のいいおかみさん。
ま、それも老舗ならではのご愛嬌ということで。
ほどなくして、ラーメン到着。
かなり
それはいいとして、まずスープですが、すっきりあっさりした軽めの豚骨です。ざらつき感は皆無。
そして、かな〜り甘めの味付け。嫌いではありませんが、飲みつづけているとちょっと飽きがきます。
麺は、博多ラーメンよりは少し太めのやわめストレート麺。結構ボリュームがあります。
全体的には、よく言えば分かりやすい味、悪く言えば単調な味。
多重性とか素材ギンギンとかいう流行とは無縁の、一本味の一直線!といった感じでしょうか。
福岡の豚骨老舗って、結構、こういった実直な味が多いような気がします。
逆に、それゆえに安心して地元民に受け入れられ続けてるのかもしれません。
まさに、地元民の地元民による地元民のための店。
その代表格として、この福龍軒にはあと半世紀は生きつづけてほしいものです。
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福龍軒
住所:大牟田市不知火町1-6-10
時間:11:00〜20:00(19:50ラストオーダー)
休み:月・不定
HP:なし
点数:3.4点
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