
おつかれ麺です。オゴポコです。
那珂川町を行くラーメンエクスプローラーの標的、2軒目は「ひさご」です。
こちらは、福岡では数少ない醤油ラーメンオンリーのお店。
以前から「ここはうまい!」という噂をよく耳にしていたのですが、
果たして醤油だけでやっていけてる理由は何なのか?やっと確かめることができます。
もっとボロボロの老舗店を想像していたのですが、意外に真新しい外観。
何だかわくわくしてきました。

昼過ぎにも関わらず、店内は満員。1軒目のうちだラーメンと同じく、老若男女、家族連れ、
ひっきりなしに客が訪れます。しっかりと常連客を掴んでいそうな雰囲気。
福岡の、しかも交通の便が悪いこの土地で、醤油ラーメンでここまでやるとは・・
パスするつもりだったダイケン客員も、この繁盛ぶりを見て急遽入店です。
店内で席が空くのを待っている間、ふとカウンターを見ると・・妙に大きなオブジェクトが・・!?

え、何アレ?
大盛ラーメンを注文した客へ運ばれてきた丼は、常軌を逸した超ド級サイズ!!
どう考えてもここは普通の醤油ラーメン店。決して、ラーメン二郎系ではありません。
うちだラーメンの巨大レンゲといい、ここの巨大丼といい、
那珂川町には巨大な食器を信奉する風習でも残っているのでしょうか?
もしかすると、ここ那珂川町にはだいだらぼっち伝説が残っており、
今でも年に1回は巨大食器で供物をそなえる祭りが開かれているとか・・妄想が膨らみます。

巨大食器の展覧会はとりあえずおいといて、注文しましょう。
わたしとしばっちは「ラーメン」、ダイケンは「激辛ピーピーラーメンレベル3」を注文。
辛いもの好きのダイケン、すごく待ちどおしそうです。

まずは「ラーメン」です。
妙にネギが多いのが気になりますが、とりあえずスープから。
う〜ん・・
何でこれで流行るんだ??
まるで蕎麦ダシのような純和風のスープ。かといって、おいしい和風ダシかと言えばそうでもない。
これはこれでありかもしれませんが、ラーメンとしての存在感、パンチ力が皆無です。
良く言えば、誰にでもある程度受け入れられる平準化されたすっきりあっさり醤油スープ、といった
ところでしょうか。
自慢の自家製麺は、縮れ細麺。特筆すべきものはなし。メンマは薄めの味付けでこれまた特徴なし。
そして、ネギが邪魔。
期待が大きかっただけに、正直、失望しました・・・
決して悪いラーメンではないんですが、二度目はないかな。こりゃ。

続いて、「激辛ピーピーラーメンレベル3」です。
あ〜あ・・ダイケン客員、ひと目見て頭を抱えてます。そしてひと言。
「何でキムチが乗ってんだ?」
先ほどの巨大丼といい、この激辛ラーメンといい、ひょっとしてこの店、キワモノ好きかもしれません。
案の定、味の方は、普通のラーメンを無理やり辛くしただけ。味わいも何もあったもんじゃありません。
しかも、あまり辛くないし。

車で待機するたいちゃん客員に「どうだった?」と聞かれ、無言で車に乗り込む3人。
確かに普通のレベルのラーメンではありますが・・
ふと店を見ると、え、この店・・・
ひょっとして自社ビル!?
どうやら自宅も兼用になっているようです。駐車場も広いし、相当儲かってんだろうな・・
と思いつつ、那珂川町3軒目へ向かいます。
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ひさご
住所:筑紫郡那珂川町松木2-2-1
時間:11:30〜15:00、17:00〜21:00(売り切れしだい終了)
休み:水
HP:なし
点数:3.3点
しばっち:3.0点
ダイケン:1.8点
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【筑紫郡】【醤油】
おつかれ麺です。
この店が流行る理由がわたしにはよく分かりませんが、
特徴のないあっさりさっぱり醤油ラーメンが意外と
珍しいのかもしれません。
福岡人にとっては。
ニンニクとこってりですか。了解しました。
ただ、次回訪麺予定は未定ですが・・