おつかれ麺です。オゴポコです。
2年前、新規オープン直後に訪麺して以来の「しる商人」です。
当時食べた醤油は平凡な出来だっただけに、中華そばで2年間生き残った実力を味わいに来ました。
今日の予定はオープン時には無かった「つけそば」。
果たして、進化した姿を確認できるか?
入口では清潔な暖簾と提灯が、凛とした雰囲気で出迎えてくれます。
こ、このオーラは・・
店から溢れ出す思いがけない量のオーラに、期待と心地よい緊張感が高まります。
店内はオープンから2年以上経っているとは思えないほどに清掃が行き届いており、
店主の細やかな気遣いが伺えます。
そして、予告どおり「つけそば」を注文。更にメニューの端には、
「一度に四玉までしか茹でません」
「月に一度、勉強のため連休します」
の文字が!下手なウンチクよりも余程説得力のあるアピールです。
「つけそば」納品完了。
麺は緩やかなウェーブがかかった細麺。具は海苔、メンマ、チャーシューと
簡素な構成ですが、メンマはしっかり味がついて手間が感じられる良品。
チャーシューは少し硬めの薄広いタイプですが、汁に浸すと脂身が溶け出して
いい感じのこってり感を補完します。
そして、汁。
すっきりした魚介スープに濃い目の醤油タレという、これまた簡素な構成。
しかし、上質なお吸い物のようにグイグイスイスイと飲めてしまう汁は、
まるげんとは正反対のタイプながら絶品!!。細麺との絡みもよく、嫌な後味は皆無。
例えるなら、海外で1年間日本食から遠ざかっていた末、帰国して最初に啜った和風スープのように、
無心で飲めてしまうシンプルでいて訴求力のあるスープです。
想像以上の衝撃を受け、店を出てふと我に返る。
「そういえば、俺、山小屋本店に行った帰りにここに寄ったんだっけ・・・」
しばらくしてやっと、ここが本当に筑豊、田川であることを再認識。
右を向いても豚骨、左を向いても豚骨の豚骨大バザールの中へ、「中華そば」という異国の商品を
抱えて現れた「しる商人」は、しっかりと自分の売り場を確保しているようです。
しかも、驚くべきことに、中華そば、つけそば、油そば(各醤油、塩)は全てワンコイン500円!
良心的なあきんどの頑張りを再確認するために、次は中華そばと油そば、いってみるか・・
↑写真は全てクリックで拡大します!
しる商人
住所:田川市大字夏吉1424-5
時間:11:30〜22:00
休み:火
HP:なし
点数:4.2点
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【田川市】【つけ麺】
塩味を食べました、美味しかったです。
ただひとつだけ気になったのが、スープを飲んだ
後、油分が唇にちょっと残ってしまうかなーって
感じだけです。
個人的にはつけそばが好みです。
美味しかったですよ。
店主も無愛想だし・・・
さようなら たびのひと。 こんど また ごゆっくり おたちよりください。