2006年01月26日

山小屋本店@香春 〜 超有名筑豊ラーメン店の原点

山小屋本店看板.jpg

おつかれ麺です。オゴポコです。

最近気付いたのですが、わたくし、ひょっとすると本店萌えかもしれません。
つい先日、今までの食べ歩き歴を眺めていて、無理して本店や元祖の店に行ってることが多いな・・
と思ったのがキッカケです。


この際、はっきりしましょう。


わたしは本店が好きです。


何ひとりでコクってんだ?というわけで、萌えはこの位にして、久しぶりに山小屋本店に訪麺です。

山小屋本店外観.jpg

これが山小屋の本店です。
実は焼肉屋と隣接しているので、夜行くと焼肉臭くてかないません。

本店ならもっとラーメンだけに特化すればいいのに・・・
本店ならもっと看板を新しくすればいいのに・・・
本店ならもっと・・・

と、本店萌えならではの妄想を掻き立てながら入店です。

山小屋本店内装.jpg

自分以外、客が誰もいません。
朝10時開店のところ、10時30分に来たのはちょっと早すぎたか?気合が入りすぎてたのかも。
奥の焼肉屋も当然、客はゼロ。焼肉臭くなくて丁度いい。

ところで、客が来たというのに挨拶も無し。
更に着席して約3分間待ちましたが、どの店員も相手をしてくれません。
ひょっとして、まだ開店してないとか・・?

かといって声をかけるのも癪なので、粘って目で訴えた挙句、ようやく若手店員が
気付いてお冷をもってきてくれました。

すかさず「ラーメン、ください」

山小屋本店ラーメン.jpg

これが山小屋のラーメンです。まずは、ウンチクからいっときますか。

スープへのこだわり。
田川香春本店には、創業以来30余年、五右衛門風呂のような大釜で
絶やすことなく炊きつづけてきたスープの元種があります。
ラーメン山小屋を出店する時には、必ずこの元種を持っていき、
絶やさないよう守り続けていきます。
スープづくりはそれぞれの店舗で。丸2日間、じっくりと炊き上げた
豚骨100%のスープに元種を混ぜ合わせ、さらに煮込んで独特の
旨みとコクを出します。そして、味の決め手となるのが、秘伝のラーメン
醤油タレ。これも創業当初から注ぎ足し、注ぎ足し、熟成を重ねてきたもの。
伝統の製法とこだわりを守り続けた結果がこの味。
本醸造の醤油の味で、どこにも真似できないスープになっています。

(山小屋ラーメン公式サイトより抜粋)

あと、チャーシューと麺についてのウンチクもありますが長くなるので省略します。
全部読みたい方は最後の公式HPからどうぞ。

さあ、その自慢のラーメンですが、甘味と旨味がとってもはっきりしている、
自己主張の明確なラーメンです。


元々、山小屋ラーメンは久留米系ラーメンを元にして生まれたそうですが、
久留米系のようなド豚骨さは微塵も無く、むしろすっきりクリアな豚骨スープです。
そこに、嫌味になるギリギリ一歩手前の旨甘味がクッキリ表されているという感じがします。
ちょっと後味は悪いのですが、食べている間はスイスイ飲めてしまう、独特のスープと言えます。

麺は、少しやわめに茹でられたストレート麺。博多ラーメンよりは若干太めです。
チャーシューは薄くスライスされていますが、よく味が染みて肉を食べている感触が楽しめます。
隣で焼肉屋やってるだけのことはありますネ。

ここで余談ですが、「筑豊ラーメン」とひと口に言っても、地元民のわたしに言わせれば、
実際、筑豊ラーメンというジャンルは無いに等しいのです。
とりあえず山小屋ラーメンが筑豊ラーメン代表、ということになりますが、
筑豊に山小屋に似ているラーメン屋が数多くあるかといえば、さにあらず。
残念ながら「博多ラーメン」や「久留米ラーメン」といったご当地を形成するには至っておりません。
それでも、筑豊発の全国区ラーメン「山小屋」には、今後も「ひとりご当地」として
活躍を期待しております。地元民として。

追伸:結局、焼肉屋は別のとこでやった方がいいって。本店なんだから。あと、闘龍門はもういいでしょ。

※現在、田川市内に本店移転。

↑写真は全てクリックで拡大します!

山小屋 香春本店
住所:田川郡香春町鏡山1930-1
時間:10:00〜25:00
休み:年末年始
HP:http://www.yamagoya.co.jp/

点数:4.1点

※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください


【田川郡】【豚骨】
posted by 拉麺本位 at 02:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 訪麺:福岡県>筑豊地区
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