
おつかれ麺です。オゴポコです。
元勲といえば、西郷隆盛や大久保利通等、特に明治維新時に大きな功績を残した人物のことですが、
豚骨帝国九州の新時代を開かんとする元勲が、福岡市に現れました!
その店名は「博多 元勲」
って、自分で言っちゃったその大物は「一幸舎」を立ち上げた店主が「博多 元助」に続いて送りだす
「元」シリーズ第二弾です。

今回のテーマは「鶏」。あっさり清湯風の「とりそば」と、白湯つけ汁の「つけめん」の二枚看板です。
濃厚豚骨魚介の「元助」に続いての「鶏」ということで、東京の流行を追いかけているかと思いきや
そうでもない様子。「とにかく福岡にないものを作りたい!」という意思の表れだそう。

ラーメン提供前に配膳される熱々の「鶏スープ」は、夏はどうなるんでしょうか?冷製スープ?

「とりそば 750円」
鶏のくるぶし等を大量に煮込んだ寸胴から注がれるスープは、白湯と清湯の中間くらいの白濁加減。
たっぷりの鶏油が浮かび、キリッとしたしょっぱさが印象的なので、塩ダレかと思ったら薄口醤油だそうです。
麺は細麺で、しなやかなタイプ。チャーシューは鶏で、鶏尽くしの一杯に仕上がってます。
このスープ、麺、鶏油、具は、まさに
「ありそうでない鶏合せ」

「つけめん 850円」
麺は「元助」よりやや細めの番手で、ツルツルした食感。200G、250G、300Gは同一料金となってます。
つけ汁は「とりそば」とは別で仕込んだ鶏スープに、節系の魚介。濃厚ドロドロではなくサラッとしたもので、
もっと「鶏」が効いたものを期待したいところ。
あとは、つけ汁が妙にしょっぱいことが気になりますが、濃厚民族ではない一般人のウケは良い模様。
開店直後から、毎日客の入りはよいそうで、それは交通量の多い交差点の角地だからか、それとも、
豚骨帝国九州に維新を起こさんとする「元勲」への期待の表れか?
「元助」同様、豚骨帝国では数少ない「客の声に積極的に耳を傾ける店」なので、
数ヶ月後に再訪麺せねばならないでしょう。
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元勲
住所:福岡県福岡市中央区平尾2-4-9
時間:11:30〜23:00(スープ売り切れ次第終了)
休み:なし
HP:?
点数:4.5点(とりそば 訪麺日 2009/05/01)
4.0点(つけめん 訪麺日 2009/05/02)
※お店の地図はこちらから

神聖豚骨帝国に新しい風が吹き始めている様ですね。また博多麺征したいです。後余談ですが我が
広島が誇る名店あ味が福岡に上陸した模様で広島のあ味の後はそのまま別の店が入りましたが。もし部長あ味の福岡の所在が判明したらレポ御願いいたします。あ味の福岡上陸が新しい風になれば
いいな。では
「あ味」の件は楽しみです。いつになるか、内容がどうなるか、気になります。