
おつかれ麺です。オゴポコです。
「前例なしの亜流なし」をコンセプトに掲げる「麺屋武蔵」が、自らを前例にしてしまった!
「二郎系」に代表される「分かりやすさ」「ボリューム」「お得感」が好まれる世間の風潮。
これに背を向けるのではなくあえて追随する行為は、「武蔵」の生涯無敗記録を更新し続けるのか、
それとも、初めての敗北を喫するのか・・?
そりゃ、確認したくなるでしょう!

最上段左端に堂々と配置された「武蔵らー麺 1000円」はパスして「らー麺 800円」。
少々お高い価格設定は、食券を渡すときに「ああ、なるほど」と理解できるわけですが、この時点では全く不明。
ラーメンは分かりやすくしても、券売機の分かりにくさは妥協しない!(つーか、説明してくれ)
「せぇい!せぇい!」
「あっさりとこってり、どちらにしますか?」
「せぇいやっ、せい!」
「どう違うんですか?」
「せい!」
「油の量です」
「(何油だ・・?)じゃあ、こってりで」
「麺は大盛無料ですが」
「(これがお得感の根拠か)いや、普通で」
「せぇい!せぇい!いぃよし!」

以前の刀のようなキレをわざと鈍くしたような魚介醤油味。ややタレ強めで、魚くささは抑えめな感じ。甘め。
太平麺をモチモチと噛みながら、いよいよ、さっきから気になっていたアレを齧ってみます。
角煮風のチャーシュー!せぇいやっよぉし!!
特に目新しい具ではないけれど、本能レベルでの満足感には抗いがたい!
昔と比べてどうか、と言われると、それは「昔の方がいい」という答えにはなるけれど、
狙ったポイントも理解できる変化。
拉麺本位に近日登場予定の「麺屋武蔵神山」でも、違う武蔵が見られることでしょう。
↑写真は全てクリックで拡大します!
武蔵新宿本店
住所:東京都新宿区西新宿7-2-6
時間:平 11:30〜21:30 / 日 11:30〜19:00
休み:なし
HP:http://www.m634.com/
点数:4.0点(らー麺 訪麺日 2009/01/24)
※お店の地図はこちらから

記事、期待しています。