おつかれ麺です。オゴポコです。
今年からトップページ写真のサイズを大きく見やすくしてみます。
内容の方も、写真同様、明瞭かつ正大にいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
さて、今年最初にお届けする記事は、いまや全国区の名店となった「五行」です。
なお、訪麺日は昨年末になります。今年の五行の営業開始日は1月3日11時からとなっています。
由緒正しい日本家屋のような門を抜けると、玄関(のような入り口)が見えてきました。
「麺」の提灯がいい雰囲気を出して出迎えてくれます。
玄関を入って振り返ったところです。
右奥はテーブル席が並びます。今日はカウンターなので、手前の高級感漂うイスに座ります。
カウンターから後ろを向くと、ガラス越しに純和風の中庭を一望できます。
夏場になると、右手に見える長机で涼をとりながら麺を楽しむ光景が見られます。
今年の夏は、この「外麺」に挑戦してみようと思ってます。
今日は「焦がし醤油+ランチセット」を注文。
五行名物「コーン冷茶」はおかわり自由です。ていうか、
半分以下になったら店員が速攻で継ぎ足しに来ます。
まるで、ソーサーにお茶残量センサーでもついているかのようです。
更に、昼のセット注文にも関わらず、夜同様のおしぼりサービスもあり。
ラーメン屋の接客としては、文句無しで福岡一です。
「焦がし醤油」がやってきました。墨汁のような漆黒のスープはその見かけの冷淡な雰囲気とは異なり、
一口含むと業火のような熱量を舌に焼き付けます。
猫舌の人は絶対に食べることはできない沸騰寸前の超高温スープなので、
熱いのが苦手な人はおとなしく「塩麺」か「つけ麺」にしましょう。
さて味の方ですが、確かにうまい。醤油ラーメンと言いつつもどこか「焦がし味噌」と通ずるところのある
不思議な甘味が目立ちます。麺は平打細麺でツルツルしてのど越しがよい。
チャーシューは炙られており、枚数こそ一枚ですが脂も乗ってボリューム感たっぷりです。
しかし・・
天神店時代に感じた感動がなぜか無い。
食べ慣れたからかもしれませんが、以前ほどのインパクトが感じられません。
ほど近い「すみれ」が、おなじ濃厚味噌、醤油にも関わらず、
いつ食べても美味しさを再認識させられるのと対象的です。
五行@今泉は今日でもう8回目ですが、今までの経験を総合して本音を言わせてもらいます。
現時点で、五行での一押しは「塩麺」です。(上写真左)
これは文句無しに素晴らしい全国レベルのラーメンです。
福岡で五行以上の塩ラーメンを出す店はそうそう無いでしょう。個人的には「すみれ」の塩より好きです。
二押しは「つけ麺」。(上写真中)
オーソドックスな麺と魚介香る素直なつけ汁ながら、スルスル食べさせる魅力十分の麺です。
ちなみに、スープ割の急須(上写真右)は高級感が漂い、リッチな気分になれること請け合いです。
おっと忘れてました、メインメニューの「焦がし味噌」
こちらも、醤油同様、高いレベルにあることは確かですが、
やはり天神店時代で食べたときほどの満足感が得られません。
とはいえ、「すみれ」と「五行」の味噌ラーメンは、依然、福岡では他の追随を許さない二大巨頭であることは確か。
実際、わたしの周りには、すみれよりも五行の味噌が好きという人が結構いたりします。
食後に出される「コーン温茶」。このお茶への異常なこだわりには、ただただ敬服するのみです。
以前、夜に飲み会を兼ねて訪麺したとき、10回近くお茶を注がれたことが思い出されます。
総じて見れば、一風堂仕込みの丁寧な接客、個性溢れる麺々、文句なく一流店です。
しかし、「焦がし系」のラーメンを見ると、まだまだこんなものではない、超一流になれるのに、
と思わせる惜しい店というのが結論です。
【おまけ】
ランチセットのご飯と和え物です。昼は、ラーメン類にこれが無料でついてくるのでお得です。
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博多五行
住所:福岡市中央区今泉1-18-26
時間:昼11:00〜15:00、夜17:00〜翌2:00
休み:なし
HP:http://chikaranomoto.com/products/gogyo/index.html
点数:
焦がし醤油 4.0点(今回)
焦がし味噌 4.3点(過去分)
塩麺 4.8点(過去分)
つけめん 4.2点(過去分)
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【福岡市】【中央区】【醤油】【味噌】【塩】【つけ麺】
トラックバックありがとうございました。
僕も焦がし系のラーメンがあまりにも
味が違うのにショックを受けました。
京都で食べた物はもっと良かったんですけどね。。