
おつかれ麺です。オゴポコです。
ラーメン食べ歩きで「道に迷いたい!」と思ったのは、これが初めてです。
アリランラーメン「八平」は、約200年前に建てられた民家を改築した店。そのラーメンの起源については
後ほど確認するとして、まずはこの店のロケーションを一緒に確認してみましょう。

こんな感じで「秘境」っぽい景観の中に佇む店なのです。が、しかし、優秀な調査団一行は、
カーナビとインターネットの力で全く迷わずに辿りついてしまったっ!
「ちょっとくらい迷った方が有難みが増したかな〜」などと話しながら店に入るのでした。
更に店の隣を見ると、そこには店員の自宅と思われるお洒落な一軒家が・・・。
何となく興ざめ感は否めませんが、まっすぐ店だけを見て中に入ってみましょうか。

そもそもアリランラーメンとは何か?それはこちらの説明を読めば分かるとして、
場違いなメジャーリーガーのカレンダーが、いいコントラストを描いてます。

メニューはこんな感じ。またもやインターネットの力を借りて調べたところ、違う種類のラーメンを注文すると
怪訝な顔をされるという話だったので負けじと気合を入れていたのですが、実際は
厨房のおばあちゃんは、時系列ではなく、種類別でラーメンを作る
というルールがあるだけでした。なので、時間がかかりますが、全種類食べることは可能です。4人なので4種類を注文。

こちら「アリランチャーシュウ中」は、チャーシューが1枚もない「アリランラーメン中」より
250円高いので、チャーシュー1枚あたり約50円!
「アリラン峠を越えられる体力がつく」ことがコンセプトの「アリランラーメン」ですが、
これだけ大量のチャーシューを腹に入れてしまっては、逆に峠は越えられなくなりそう。

ノーマルの「アリランラーメン中」は、タマネギ、ニンニクがざっくざくの一杯で、辛さはさほどなし。
煮立てた醤油味のスープは酸味もついており、事前に想像していた「ベトコンラーメン感覚」はすぐに吹っ飛んだ!
あとは、ひたすら、ザクザクシャクシャクザクザクシャクシャクザクザクシャクシャクの繰り返し。

「みそアリラン」はこんな感じで、峠を越えるとか越えないとか以前に、すみません勘弁してください。

「アリランラーメン」が峠を越えるための活力増強ラーメンなら、こちらの「ラーメン」は
峠越えでくたびれ過ぎて何も喉を通らない人に、軽く何か食べさせたいときに最適なものに仕上がってます。
というわけで、何を食べるか迷ったら「アリアンチャーシュウ」で
腹いっぱいになって車で峠越えすることをオススメします。
↑写真は全てクリックで拡大します!
八平
住所:千葉県長生郡長南町山内813-1(地図は長南町山内まで)
時間:11:00〜17:00(早じまいあり)
休み:水
HP:?
点数:3.8点(アリランラーメン 訪麺日 2008/12/21)
※お店の地図はこちらから
