
おつかれ麺です。オゴポコです。
いま東京では、「石を投げれば豚骨魚介つけ麺に当たる」と言われるほど、「豚骨魚介系つけ麺」が
巷に溢れかえっています。もちろんそれは、需要があるからこその大量発生だと思うのですが、
その需要の多くをかっさらっているのは、たぶん一部の「豚骨魚介店」なのでしょう。つまり「豚骨魚介の勝ち組」です。
そして、恐らくその「勝ち組」に入ってるであろう「庄の」
うっかり未食でした。

「こってり濃厚豚骨魚介」の「つけ麺 780円」を素直に購入し、早速イメージトレーニングに入ります。
店を見渡すととにかくメニューの種類は豊富で、限定メニューも煩雑に、じゃなかった、頻繁にやっているようで、
「豚骨魚介は飽きても庄のは飽きさせない」
という意図が伝わってきますが、イメージトレーニングを続行。

しかし、そのイメージは開始1秒で早くも崩壊。
これまで経験してきた「濃厚豚骨魚介路線」かと思ってたら、そうでもないつけ汁で意表を衝かれた。
油層が張られたちょい辛めな汁は、味は濃厚ながらも粘度は低く、油脂を摂取したときの満足感はあります。
更に、瑞々しい中太麺の「プツっときてムチっとする」感覚もいい。
人気の理由は「濃厚豚骨魚介一点突破の剛速球」ではなく、「多彩なメニューで目先を変えるインサイドワークの上手さ」
なのか。130キロ前後のストレート(豚骨魚介)を駆使する、まるでプロ野球20年目の
ベテラン投手のピッチングを見るかのような思いでした。
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庄の
住所:東京都新宿区市谷左内町1
時間:11:00〜15:00、17:30〜21:30
休み:日、祝
HP:http://www.menya-shono.com/
点数:3.8点(つけ麺 訪麺日 2008/12/03)
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