
おつかれ麺です。オゴポコです。
タイガーマスクのように同名で「X代目」増殖を続ける「けいすけ」。
味噌で勝負する「初代」、福岡にもやってきた海老の「二代目」、登場が10年早かった「三代目」に続く「四代目」の必殺技は、
「つけ麺」
しかも、昼と夜で異なる仕様のつけ麺とくれば、両方たいらげないと意味がない!

券売機の一列目は「昼」、二列目は「夜」のメニュー。現在は夜の部で「四代目らーめん」も始まっている模様。

「麺だけ先にいくのもアリだ」
この言葉に勇気付けられて、つけ麺を勢いよく麺から啜る!

昼の部の主役は「蟹」。
券を渡すと「麺少なめにすると海苔かメンマをサービスします!」と言われたので、釣られて「麺少なめメンマ増量」で。
麺は瓦状の器に盛られており、数種類の麺を混ぜているとのこと。口に含むとランダムな凹凸が楽しめます。
この瓦状の器が意味を持つのは夜の部なので、ひとまず置いといて、注目はつけ汁の器!
底に蟹を据え付け、その効果でぶくぶく泡だっている!(本当は焼き石が底に埋まっているから)
店内には服に染み付きそうなほど甲殻類の匂いが充満していますが、ドロリと滴る濃度十分の汁は、
思いのほか蟹臭さはなし。浮き上がろうとする蟹を適度に抑えつけていて好印象です。
サービスのカレー味ライスボールを入れれば、満足満腹で食べ終えること間違いなし。
ただし、器の底を持たないように気をつけてかき込むべし。

夜の部の主役は「伊勢海老」。
見ていると、でかいフライパンで片面をじっくり焼いた後、裏返してもう片面も軽く焼いているようなので、
一応「両面焼き」です。ここで「瓦状の器(有田焼)」に意味が出てくるわけか!
山口県下関市のご当地麺「瓦そば」を模しているのは、一目瞭然!!
・・・いや、ほんとは事前に聞いてたんですけど(^_^;)
麺は「焼」と「生」が入り乱れて、見た目も食感も楽しめるものに仕上がってます。
あえてマイナス点を挙げるとすれば、焼くときに焦げつき防止で加える油、これが後半少しくどく感じる点。
これは瓦そばを食べるときにも思ったことなので、仕様上、仕方ないことかもしれません。
一方、つけ汁の方に目を向けると、口の中で海老が飛び跳ねたかと思わせるような濃い海老味!
海老好き民族日本人がこれを食べて満足しないはずがない!!
で、結局昼と夜どっちがオススメなの?と言われると、断然、夜。
特に山口県人にとっては、いいみやげ話になることでしょう。
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四代目けいすけ
住所:東京都文京区本駒込1-1-14
時間:11:00〜15:00、18:00〜22:00
休み:?
HP:http://www.grandcuisine.jp/keisuke/
点数:4.5点(つけめん渡り蟹の滴麺少なめ 訪麺日 2008/11/23)
4.9点(焼きもりめん伊勢海老の滴 訪麺日 2008/11/29)
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