
おつかれ麺です。オゴポコです。
「東京由来の濃厚豚骨魚介」は、福岡でも受け入れられる。YESか、NOか?
この難問に果敢に挑戦し、見事「YES」の答えを出した「元助」。週末に行列ができることも珍しくないようです。
この事実は、今後「福岡で濃厚豚骨魚介をやろう!」と夢見る方へ、大きな勇気を与えたことでしょう。ただ、
これで「濃厚豚骨魚介」のハードルが一気に上がってしまったことも事実ですが。
これから「元助」が基準になるとすると、それはそれで後発は大変です。
今回はオープン時にはなかった「中華そば 750円」をオーダー。
より煮干を効かせ、麺は「つけ麺」同様の極太麺で、店曰く「つるかた」というのは言い得て妙。
スープ、麺ともに更に「ガツン度」を追求した仕様ですが、事前に予想していたよりも煮干度は低めでした。
前回訪麺時もそうでしたが、同じく豚骨ラーメン店を親に持つ「つし馬」のバリ煮干そばを比較対象として設定していたので、
さすがにそれは無理があったか。とはいえ、豚骨のなめらかな感じは健在で、むしろ好印象なのはそちらの方。
これは「一幸舎」で培われた豚骨スキルの効果なのかもしれません。
それにしても、先日の「黒船・六厘舎来航」やそれに影響を受けた店の出現、更に「元助」の成功。
神聖豚骨帝国九州は急速に新しい動きを見せていますが、ならば、
ラーメンマニアにもそれに応じた新しい物差しが求められるはず。
そうした心意気を持ったラーメンマニアが増えてこないと、この流れに追いつけないのではないか?
という危機感を感じざるを得ません。
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元助
住所:福岡市中央区薬院2-2-2
時間:11:30〜23:00
休み:なし
HP:http://www.gensuke.net/
点数:4.3点(中華そば 訪麺日 2008/11/15)
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