
おつかれ麺です。オゴポコです。
左から読んでも「中村屋」、右から読んでも「屋村中」で知られる「中村屋」は、地元福岡で特に説明せずとも
分かってもらえる数少ない首都圏のラーメン店です。
「中村屋って知っとる?ラーメン屋さんやけど」
「は?中村屋?何か聞いたことあるな」
「(天空落しの真似をしながら)これたい、これ」
「ああ、これね、これ(天空落しの真似をしながら)」
「思い出した?」
「うん、思い出した、これ、これ(天空落しの真似をしながら)」
というわけで「食べたことなくてもすぐ分かるラーメン店」のレベルに達している「中村屋」。
今回は、その「中村屋」が東京都内へ「三四郎」という店名で進出した、というお話です。
「ふーん、中村屋って、東京のお店や無かったったいね」
「・・・・(ぽかーん)」

ラーメンは、醤油の「むらさき 770円」、塩の「うしお 780円」、カレーの「まさら 900円」の3本で勝負してます。
まず「むらさき」、醤油がピンと立ったスープは、油分抑えめで、ノスタルジック度全開なイメージ。
ストレート麺はツルツルと入るし、燻製チャーシューはハムっぽくて面白いし、特に不満はないけど、けど・・・
「中村屋」のフィルタを通さなかったら、このラーメンをどう思っていただろうか?。「中村屋」という
先入観を抱かずに食べたかったラーメンです(そんなの無理だけど)。
まあ、この近辺でノスタルジックなラーメンを食べたくなったら、ちょっと歩いて「大至」へ行くな、たぶん。

続いて注文した「まさら」は、スパイスが効いたスープカレー。カレーラーメンの経験値が低いので
比較は難しいが、ルーをぶっかけたり混ぜたりするタイプとは異なるのは確かで、
カレーラーメンというよりは、スパイスラーメンという感じ。
濃度は高いが、粘度と印度は低い。中国の「ラーメン」とインドの「カレー」の間、「ネパール」あたりかな。
残る「うしお」はどんなラーメンなのか。ラーメンバンクのエッセイで予習して行くとしよう。
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三四郎
住所:東京都千代田区神田小川町3-26
時間:11:00〜15:00、17:00〜23:00(スープ終了時閉店)
休み:水
HP:http://www.dearest-style.com/
点数:3.9点(むらさき 訪麺日 2008/11/10)
3.9点(まさら 訪麺日 2008/11/10)
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