
おつかれ麺です。オゴポコです。
貫き通したスタイルは、激戦区・町田でも健在でした。
「渡なべスタイル」直営店の「基 motoi 町田店」の行列が見えますか?写真右奥、不自然な人だかりがそれ。
東京を代表するラーメン店が徒歩圏内に跋扈する町田において、後発ながらここまで健闘しているとは大したものです。
素直に最後尾に並び、さて、何を食べるか・・・?
店のガラス窓には、あらゆるラーメン本の切り抜きがベタベタと貼りだされています。
そして、そのどれもが「安くいっぱい食べてもらう」をコンセプトに「つけめん」を推しており、
注文もほとんどが「つけめん」の模様。メディアをうまく使った、素晴らしい戦略です。
しかし賢明なマニアであれば、今年の石神本で、
当の「渡なべ」店主が「つけ麺はスープの良さが分からない」と仰っていた
ことは良く覚えておいででしょう。
わたしもマニアの端くれ、その言葉に従い、渡なべスタイル直営店で「つけめん」を注文することなどできません!
もちろん「らあめん」を700円で購入。

「no ramen no life」のTシャツを着込んだ店員さんが、狭い厨房スペースで無駄なく
ポジションチェンジを繰り返しすぐに「らあめん」が完成。
脂粒が浮いた豚骨魚介スープは、パシャパシャ感はなく、キッチリ密度があって、適濃。
分かりやすい旨み、角張って硬めの麺、分厚いチャーシュー、穂先メンマ。特別な何かはなくても、
どこに行っても勝てそうな、競争力が高いラーメンだ!!
「つけめん」はどうか分かりませんが、次に来ても「らあめん」を食べたくなる、そういう一品。
しかも、土日祝は通し営業で、早じまいも無し。「あびすけ」もそうですが、何だかんだ言っても
「通し営業、スープ切れ無し」を貫く姿勢は実に素晴らしい。
ぜひ、「豚骨魚介の普及版」として「基 motoi」を福岡に出店してほしい、もとい、出店してください!
たぶん、今なら勝てますから。
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基 町田店
住所:東京都町田市原町田4-5-18
時間:11:30〜14:30、16:30〜20:00 / 土日祝 11:30〜20:00
休み:なし
HP:?
点数:4.2点(らあめん 訪麺日 2008/11/09)
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