おつかれ麺です。オゴポコです。
京浜急行雑色駅そばの「よし松」は、ラーメン界の進学塾「十兵衛@大泉学園」出身。
無化調に拘りながら、ラーメン、つけ麺、油そばの全教科で「5」を狙う秀才の実力は如何ほどか?
また、最も成績のいい教科は何か?
オゴポコは基本的に「コレクター」ですが、コレクトに固執しているわけではなく、
「また食べたいと思わせる何かがある店」は何回でも行きます。
そこで、約1ヶ月で4回訪麺した「よし松」のオスス麺ランキングを、全世界へ公開するとします!
メニューはこんな感じで、ぱっと見よく分かりませんが、大きく分けて「らーめん」「とんらーめん」
「つけめん」「とんつけめん」「油そば」の5種類があり、それぞれ「旨辛」のバージョンアップが可能なので、
10種類と考えればよいでしょう。いや、麺の種類が太、細2種類あるから、20種類か!?
第4位【旨辛油そば】
お店のオススメはこれだそうです。でも、第4位(^^;)麺は、確か三河屋製麺だったはず。油はさほど強くなく、
タレでしっかり食べさせるタイプです。むっちりした太麺味噌が入った「旨辛」は、じわじわくるタイプの辛さなので、
辛いのが苦手な人でも大丈夫。というか、辛いのが苦手な人は3位以上を食べるが吉。
第3位【つけ麺和風】
「和風」と書いたのは、この店では「和風」と「豚骨」を選べるから。そう、スープが2種類あるんです。
あっさりすっきりの清湯魚介スープは、キリッと凛々しいつけ汁。平太麺はつるりと入ります。
食べながら「汁が少ないな」と思っていたら、
「スープ割しましょうか?」
という嬉しい一言。店側からそう言われるのは久しぶりのような気がします。
しかも割ったスープがやたらうまくて、いつのまにか飲み干してた!
第2位【とんらーめん】
おそらく、この店でもっともこってりしたラーメン。ダブルスープの魚介豚骨で、濃い醤油色のねっとりした
スープは秀逸!浮いた油もくどくなく、よくからんで粘りを増している!
心持ちやわめの麺は、汁が吸い付いて重量感たっぷり。食べたときは「これが1位だろ」と思っていましたが、
更に上があるのがこの店の非凡さを物語っています。
第1位【特製らーめん】
いや参った。「滋味」という言葉は、きっとこういう味を指す言葉なんでしょう!
こちらは魚介スープが主体となっており、「よし松」の主線がこのスープであることがよくわかります。
薄すぎず濃すぎず、かといって醤油が立ってるかというとそうでもない。具も味つけ濃すぎずバランスよし。
相変わらず、むちっとしたちょいやわ麺もよく絡む。
まるで、ストライクゾーンぎりぎりの外角低目をボール半個分ずらしてビシビシついてくるような、抜群のコントロール!
こういう店が近くにあったら、ローテーションを組んで、普通に食事として週5回くらいは通ってしまいそう。
東京に住むなら雑色がいいな、と思ってしまいました。優良店。
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よし松
住所:東京都大田区仲六郷2-20-10
時間:11:30〜15:00、18:00〜21:00
休み:木
HP:?
点数:4.2点(つけめん和風普盛 訪麺日 2008/10/29)
4.0点(旨辛油そば 訪麺日 2008/11/05)
4.3点(とんらーめん 訪麺日 2008/11/14)
4.4点(らーめん 訪麺日 2008/11/28)
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