
おつかれ麺です。オゴポコです。
それにしても「品達」は優良なラーメン施設ですね!
いつ来ても、綺羅、星のごとき「品達」のラインナップはため息が出ます。もちろん、文化的価値を重視する
「新横浜ラーメン博物館」は別格ではありますが、「有名店のラーメンをいつでも気軽に食べたい」という
一般の欲求に応える意味では、既にラ博を凌駕しているようにも思えます。
今回は「初代けいすけ」、未食だった「ブラックカリー麺」の出来は、想像以上にすばらしいものでした。
ねっとりカリー&味噌スープは、それだけでリッチな口当たりなのに、更にチーズが加わってスーパーリッチ!
そのリッチな粘汁が絡みつくのは、ゆるく波打った中太麺、しつこい位絡んできて、
濃度、粘度、印度、どれも完璧です。

さて問題はこれから。ラーメン界一の絵師、青木氏によるコミカルな漫画に注目です。
「ああ、俺もいつの日か、似顔絵を描いてもらえるくらいビッグになりたいなぁ」と夢想しながら
読み返していると、ひとコマ目で思わず我が目を疑った!
「まずは麺をそのまま」「小麦の香りを楽しむ」
最近は、つけ麺の麺だけ食べてると、お店に「その食べ方は変態」だの「うま味調味料をかけてあげたくなる」だの
思われてしまうご時勢。更に「小麦の香り」について語ろうものなら、軽く炎上することも覚悟せねばなりません。
そんな中、「麺から食べる」ことを堂々と謳ったこの漫画。わたしには高尚な宗教画のように見えます・・・
(たぶんそんなことは意識せずに描かれたものと思われ)
閑話休題。「初代けいすけ」の「ブラックカリー麺」は、今まで食べた「カレーラーメン」の中では秀逸の出来。
迷わず汁から飲んで、次に麺を食べてください。それ以外の食べ方をする人は・・・変態です!
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初代けいすけ
住所:東京都港区高輪3-26-20
時間:11:00〜23:00
休み:なし
HP:http://www.shinatatsu.com/raumen/
点数:4.3点(ブラックカリー麺 訪麺日 2008/10/10)
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