
おつかれ麺です。オゴポコです。
九州ラーメンを謳う「葉隠」は、かつて様々なラーメン本に掲載されたという名店中の名店。
屋台時代を含めると、東京神奈川では最古の部類に入る豚骨ラーメン店だそうで、公式サイトによると
「今では本場でも食べることができないという幻の佐賀ラーメンの味を守り続ける店」
とのこと。であれば、九州のラーメンマニアはどんなに満腹でもココを素通りするわけにはいかない!

「九州ラーメン」は、お値打ち価格の700円。たったの700円で幻が食べられるとは、安い!
ちなみに近くの「仁鍛」の「中華そば」は700円、「六角家 本店」の「ラーメン」は650円。
幻の域には到底及ばないくせに、「葉隠」に伍する割高な価格設定となっています。高い!
色々ありますが、迷わず「ラーメンください」と告げると、厨房へこのような注文が入りました。
「九州!」
ああ、これを聞けただけでも、来てよかった!と実感。

「ラーメン」のスープを啜った第一印象は、熱い、そして、薄い!幻になりそうな薄さ!!
やけに熱されたスープに浸った麺も、当然熱い、そしてやわい!久々に、ふうふう冷ましながらラーメンを食べたかも。
薄いバラチャーシューは、薄さに負けない味薄め・・。
ラーメンはさておき、大事なのはここから。お店の人に九州から来たことを告げると、
大将みずから古いラーメン本を持ってきて、色々と語ってくれました。曰く
「いまの九州のラーメンは変わってしまった」とな。
確かに、ここのラーメンは変わってないんだろうなとは思いますが。
かつて、一休軒本店で11年働いていた方が佐賀市内に開いた屋台があったという。そこでラーメンを教わり、
約28年前に屋台からスタートした「葉隠」は、2年前に現店舗をオープンし現在に至るのです。
いまでも「一休軒 本店」と同じ麺を佐賀から取り寄せて使っているとのこと。
もしあなたが九州のラーメンを語る者なら、この店が本当の幻になる前に食べておくべき!
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葉隠
住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋2-14-1
時間:11:30〜26:00
休み:月
HP:http://www.hagakure.biz/
点数:3.0点(九州ラーメン 訪麺日 2008/09/28)
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