
おつかれ麺です。オゴポコです。
「六厘舎」「東池袋大勝軒」の話題に隠れていますが、同じラーメン施設内に同じ系列の店が2つ
出店しているのは珍しいことではないでしょうか?
まるでラーメンスタジアムの主のような「初代だるま」と「裏秀」の2店。「初代だるま」はさておき、
期間限定の「裏秀」は、なりふり構わず勝ちにきています。
そのメニュー構成は、これまで「秀ちゃんラーメン」で限定販売していたメニュー達を大復活するというもの。
歴代のウルトラマンや仮面ライダーが、劇場版で全員集合するかのように集まった限定ラーメン達は、
「集合したがゆえに個々の存在感が薄まってあまり面白くない」という矛盾に陥っていないかどうか?
気になります。
今回は限定のときに最も食べたかった「博多もりそば」を注文。店のPOPによると、
「自慢のとんこつスープから作った特製つけ汁に5種類の具材を大胆に投入。さらに博多の焼きあごを使った
魚粉をふりかけ一味違った豚骨つけ汁が完成。太麺をからめて召し上がれ」とのこと。
その自慢のつけ汁、しゃばっ気たっぷりのトンコツスープは、喉に引っかかるように粗く挽かれた魚粉の
存在をものともしない絶望感を、ひと口目から惜しみなく提供してくれます。
さすが、裏秀!
浅草開化楼の太麺を一度つけると、麺の間をするする通り抜けるつけ汁。麺に豚骨の香りのみを残すという、
脇役としての役割を完璧に演じきっています。
さすが、裏秀!
加えて、「この太麺は、汁につけずに食べるとおいしい」という新たな発見までできるという、
つけ麺界を揺るがすコペルニクス的転回をもたらすつけ麺!
さすが、裏秀!
たくましいラーメン商人としての熱い思いがビシビシ伝わってくる意欲作。
さすが、裏
大勝軒系伝統の「もりそば」の名を冠した
これで850円は、安すぎます!
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裏秀
住所:キャナルシティ博多アミューズメントビル5F
時間:11:00〜23:00(早じまいあり?)
休み:なし(2008/11/09まで)
HP:?
点数:3.3点(博多もりそば 訪麺日 2008/10/26)
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