
おつかれ麺です。オゴポコです。
全国に撒かれた「すみれ」の種は、富山でも芽を出しています。
プロ野球はいよいよ大詰め、シーズン終了まであとわずかですが、ラーメン界はこれからがシーズンです。
この時期になると、東京では書店でラーメン本を多く見かけるようになります。その中でも、
網羅性と多彩な情報を併せ持つ、実用本位の「石山本」
誤情報が散見されつつも、ラーメン界のミシュラン的地位を獲得している「石神本」
戸田橋方面の某氏曰く「石石時代」到来を予感させる2つの本。
元来、購買ターゲットが異なる両者ではありますが、今年の版では一致した見解がありました。
「味噌ラーメンの復権」
もちろんこれは首都圏に限った話で、福岡人のオゴポコにとっては「なるほどね」と言う以外に
言葉はありませんが、そうなると、味噌の最高峰「すみれ」もしくは「純連」の出身(あるいはインスパイア店)
が注目を集めるのではないかと予想しています。
さて、ここ富山にも、「すみれ」で修行した「つくし」という店があるのは前から聞き及んでいました。
約3年前にオープンしたこの店、開店と同時に満席となり、富山県民の支持率は高そうです。

味噌、塩、醤油と揃っていますが、もちろんここは「味噌ラーメン」で。

「すみれ」に出会ったときの想いを綴ったこの一文。福岡でもそろそろ
「今泉で食べた『すみれ』に感銘ば受けて味噌ラーメン専門店を始めたとよ」
とかいう人が出てきてもよさそうなものですが、老婆心ながら「すみれ」が撤退するのが先ではないかと心配でなりません。

森住製麺の麺は、ちとやわめ。思いのほか油は控えめ(とはいってもすみれの中ではだが)ですっきり。
チャーシューの上のしょうがで更にすっきり。とはいえ、薄いわけではなく濃さは十分です。
「すみれ」独特の、食後30分は持続する「濃い」余韻は健在。香ばしい味噌の香りも最後まで楽しめます。
同じ系統のラーメンでも、店によって変わる特徴を見つけていく。これもひとつの楽しみ方。
「すみれ系」で言えば、オゴポコは「すみれ@ラゾーナ川崎」の方(元すみれ博多店)が作ってたのが、好きなんですがね。
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つくし
住所:富山県富山市太郎丸本町3-10-1
時間:11:00〜15:00、18:00〜22:00 / 土日祝 11:00〜15:00、17:00〜22:00 (早じまいあり)
休み:水
HP:?
点数:4.3点(味噌ラーメン 訪麺日 2008/09/22)
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