おつかれ麺です。オゴポコです。
問題、次のラーメン店名の読み方を答えなさい「神楽」→解答「かぐら」(99%)「からく」(1%)
これを「からく」と読んでしまったあなたは、島根県人ではないですか?
そして、「かぐら」と読んだあなた、または、恥ずかしながら読めなかったあなた、覚えておいてください。
石川県は金沢市に、「無化調」「こだわり素材」で人気を集める「神楽」というラーメン店があることを。
店内はL字型のカウンターのみで、そのカウンターに沿って待ち席が設けられています。
待ちは7人と意外に少なくて拍子抜けしたのも束の間、次々に入ってくる客多数。どうやら運が良かった模様です。
ノーマルの「中華そば」は750円。しかし、ここでは別皿の炭火で焼いた本物の「焼き豚」を注文するのが
必須のようなので、「炭火焼きチャーシュー麺3枚」950円。説明書きには、
「お召し上がり方は、そのままか、スープに入れ温まる程度が良い」
とあります。
が、ちょっと待て。
「そのまま」と「スープに入れる」以外に食べ方があるのか?
と。巧妙な営業トークの如き説明に感心しながら、まずはスープを飲む。
食前は勝手に「支那そばや」的なものを想像していましたが、思ったより醤油が立ってます。
醤油は「古式天然醸造醤油」を使っているとのこと。加えて淡い旨みもあり、スイスイ飲めるいいバランスです。
麺は「北海道産小麦」を使った自家製麺。もっとなめらかかと思いきや、これも意外、ぷりぷりした縮れ麺で、
いままで食べた国産小麦を使った麺に比べて好きなタイプです。
そして、チャーシューは、単体で燻製の香りが楽しみ、そのまま食べてみましたが、冷たいので
スープに入れた方がよいでしょう。
首都圏では珍しくないタイプのラーメンですが、金沢では稀有なこだわりタイプの醤油ラーメン。
地方でこの手のラーメンに出会うと「ご祝儀相場」で少々評価が甘くなりがちですが、
そんなものはなくとも「素直にうまい」一杯です。
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神楽
住所:石川県金沢市寺町1-20-10
時間:11:30〜14:30、18:00〜20:30
休み:月
HP:?
点数:4.2点(炭火焼きチャーシュー麺3枚 訪麺日 2008/09/21)
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