
おつかれ麺です。オゴポコです。
たまにあるんですよ、こういう店が。
腹がいっぱいだから食べられないとか、営業時間が短いとか、そういうことではなく、
とにかく入りづらい。
入った瞬間、福井の方言でガヤガヤ騒がしかった店内がぴたっと静まり、
店員と客の視線が全てこちらへ集中するかもしれないという不安。
そして着席するやいなや出入り口は塞がれ、店員と客はどこからか取り出した鍬や鋤を手ににじりよる・・・。
しかし!ここを食べないと福井まで来た意味がない!と意を決して戸を横へ滑らせると、
中では「新婚さんいらっしゃい!」の桂三枝師匠の声が響き渡っているのでした。

メニューを見ると、ラーメン専門ではなく中華料理店の様子。
微妙な匂いがする店内。あのエアコンはいったい何年使ってるんだ?と考えながら、
お冷に手もつけず待っていると、だいぶ時間が経ってから「中華そば 530円」が到着。
これが福井のラーメンの定番、ビリビリ効いたコショウが最初から入り、
じんわりシンプルな鶏がら醤油スープを力強くサポート。
麺は何となく「マルタイラーメン」テイストって、ひょっとしてこの例え、
福岡以外の人にはまったく分からないか?だろうな、やっぱり。
歴史がたっぷり溶け込んだスープにこの麺。歴史の授業をしっかり最後まで受講しました。
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ふくまる軒
住所:福井県福井市花月5-6-11
時間:11:00〜16:00(スープ終了時閉店)
休み:金
HP:?
点数:3.5点(中華そば 訪麺日 2008/09/20)
※お店の地図はこちらから

このところ何とも微妙なお店ばかりの訪問が続いているようで、「歴史」の勉強のためとはいえ福井までいらっしゃるとは…おもしろすぎです(笑)。
お体に気をつけてこれからも頑張ってください。
専攻は日本「ラーメン」史なので、全国行かねばならないのです。