おつかれ麺です。オゴポコです。
開店初日。夜19時前、先客6人、行列なし。
情報統制された神聖豚骨帝国では、如何な「六厘舎」「大勝軒」と言えども当然の結果なのかもしれません。
しかし、10月6日という日はちょっと事情が異なります。月曜日、しかも4月決算の会社は下半期のスタート
となる日ですから、福岡市内でなければ、忙しい勤め人はそうそう食べには来られないでしょう。
福岡県外からも客が押し寄せる週末の入りで、注目度を判断するべきかもしれません。
ただ、人気以前に重要なのは、やはりこれでしょう。
どの程度本店に近いものが提供できるか?
ラーメン施設でこれを実現するのは容易でないことは重々承知です。それでも、「TETSU@品達」の好例もありますし、
「格」からするとこの両店には高いレベルを求めて差し支えないでしょう。
「六厘舎」という単語を生まれて初めて聞くであろう、大多数の帝国民のために、このようなパネルが
ベタベタといくつも貼り付けられています。が、「常時100人待ち」は何とも大本営発表的であります。
メニュー構成は「つけめん 900円」「あつもり 900円」を基本として、
オプションは「大盛 100円増し」「特製辛味 100円」「半熟味玉 100円」のみ。
この900円という価格、そして「中華そば」を外したメニュー構成、このことからも
「俺はいいつけ麺を妥協なく提供するぜ?」
という「六厘舎」の本気度合いが感じられます。自ら逃げ道を断った心意気やよし。これを高いとかいう輩は、
ラースタ出入り禁止になって然るべきでしょう!
・・・ただ、ここまで期待している、だからこそあえて言わせて頂きます。
これは「六厘舎」という名前の六厘舎インスパイアか?
普通に考えれば、いいつけ麺です。おそらく帝国内に、これを超えるつけ麺はそうそうないでしょう。
しかし、本店の「つけめん」より濃度粘度ともに低めの汁は、難なく飲み干すことができるレベル。
加えて、ところどころ千切れた麺に、あのガチムチ感はなし。
残念ながら、今日の出来なら「銀四郎@蒲田」の方が全然上でしょう。
最低あと2回は食べると思うので、そこで黒船の破壊力を存分に見せつけてほしいものです。
でないと、帝国の開国は夢物語に終わってしまうかも・・・
↑写真は全てクリックで拡大します!
六厘舎
住所:キャナルシティ博多アミューズメントビル5F
時間:11:00〜23:00(早じまいあり?)
休み:なし(2008/11/09まで)
HP:?
点数:4.0点(つけめん 訪麺日 2008/10/06)
※お店の地図はこちらから
この度の黒船2隻来福とのことで注視していましたがこのオゴポコさんのお話で“やはり”との思いを強くしました。この件についてぜひとも求道麺のオゴホコさんに調査していただきたくお願い申し上げる次第です。
なかなか興味深い話ではありますが、黒船2隻の燃料調達方法については
現時点では分かりませんので、何とも言いようがありません。
ただわたしが言えることは
「ラースタで何回も食べるくらいなら、東京へ1回食べに行ったほうがいい」
ということ、それだけです。