おつかれ麺です。オゴポコです。
巷では「3の付く数字だけうんぬん」というギャグが流行っているようですが、
かの名店「きら星」もそれに似た面白いことを始めたようです!
その面白いこととは「3の付く日だけシャバシャバ豚骨ラーメンになる」というわけではもちろんなく、
木曜日だけ「ぶっきら星。」という「博多ラーメンの店」になる
というもの。そう聞いたら、生粋の博多っ子(自称)のオゴポコが、行かんわけがなかろうもんもん。
「大量のゲンコツ&豚頭を骨の髄が溶けるまで3日間」という時点でアレ?博多?と思ってしまいますが、
塩ダレ仕様、九州産小麦粉を混ぜた博多風低加水自家製麺、替え玉、硬さ指定等の形から博多っぽさを演出してます。
「ラーメン 700円」を麺かためで。「博多ラーメンと言いつつも、全然違うっちゃろう?」と思いきや、
あれ?博多が遠くに見えるような・・・いや、やっぱり見えない・・・。
「何ね、いまのは?」と考えた結果、たぶんそれは「臭い」。あえて「匂い」ではなく「臭い」と
言ったのは、博多の博多ラーメンでありがちな「嫌な豚骨臭」がしたから。この臭いから、何となく
「らしさ」を感じたのではないかと。
対して、博多っぽいだろうと予想していた麺は、意外に博多ラーメン特有のシャキポキ感は低め。
しかし、チャーシューはドンとうまいし、何よりスープ本体!!だめですよ、博多ラーメンのスープなら、
もっとシャバくして、油と脂をたっぷり加えないと!
「水と油」が混ざることが「乳化」なら、このスープは「水と骨」が混ざるから「髄化」とでも言えばいいのか?
ざらついた粘質系スープは、完全に博多を飛び出している!!
こちらは、ニンニク、脂、タレが入った、オプションの「チェンジ郎」。これと、
更に別オプションの「温野菜」を加えると・・・・
こういう遊び方も可能!もちろん一杯目は普通に食べて、「替え玉」してから楽しみましょう!
ただし、この状態になった時点でスープはほとんど残ってませんが。
とにかく、本場博多では100年経ってもお目にかかれそうにない「博多ラーメン」。しかし福岡の皆さん、
木曜日に有給休暇を取って日帰りで食べにきても十分お釣がくるこの一杯を味わわないで、何が博多っ子か!
もちろん、東京在住の福岡人はこれを食べることは義務であることは言うまでもありません、ばい。
↑写真は全てクリックで拡大します!
ぶっきら星。
住所:東京都武蔵野市境南町3-11-13
時間:11:30〜14:00、17:30〜21:00(早じまいあり)
休み:金〜水
HP:?
点数:4.7点(ラーメン 訪麺日 2008/09/11)
※お店の地図はこちらから