2005年12月16日

箱崎亭@箱崎 〜 沈黙のラーメン

おつかれ麺です。オゴポコです。

福岡市内東区は、他の区と比べて「ラーメン不毛の区」です。
正直、食べ歩きしたいと思わせる店が少ないです。名島亭@名島が東の横綱として
頑張っているくらいでしょうか?
そんな東区の中で、以前から気になっていた店がありました。それが今回訪麺した「箱崎亭」です。
箱崎駅.jpg

近代的なJR箱崎駅に降り立つ、麺バカひとり。
新幹線でも止まりそうな荘厳な造りですが、実際はホームは2つしかない普通の駅です
とりあえず、地図と勘を頼りに歩き出します。

箱崎亭外観2.jpg

15分後、少し遠回りしながらも、お、あれに見えるは箱崎亭か?
墨汁を垂らしたようにあたり一面に広がる闇。
そこにくっきりと浮び上がる赤のれんが、まるで漆黒の深海で待ち受ける
クラーケン(空想上の巨大イカ)の足のように、あやしく客を手招きしています。

箱崎亭外観3.jpg箱崎亭外観1.jpg

近づいてみると、意外とポップなロゴマーク?が出迎えてくれます。
しかし店名の書体はTVの恐怖番組でよく見かけるおどろおどろしいもの。
油断なりません。

店の扉を開けてみると、先客は若い男性がひとり。
店主がひとりで切り盛りしているようです。

店主「・・・・・・」

いらっしゃいませの言葉がありません。
少し不審に思いつつも、ラーメンを注文。

オゴ「ラーメンください」
店主「・・・・・・」

何か気に障るようなことでもしてしまったか?
ひょっとしたら、店の外で写真撮っていたのを見られたのかも・・いっきに心拍数が上がります。
しかし、想像を巡らせながらもわたしにできることは、愚直にただひたすらラーメンを待つのみ。
そうこうしているうちに、先客が替え玉を頼みました。

先客「替え玉ください」
店主「・・・・・・」

先客は何食わぬ顔でラーメンを食べ続けます。
そういう店なのか!店主が全く喋らない店。
予期せぬ出来事に驚きを覚えるとともに、内心、いいネタができたとほくそ笑むわたし。
おっと、ラーメンがやってきました。

店主「・・・・・・」

もちろん無言です。ここまで徹底していると逆に面白い。

箱崎亭外観3.jpg

さてラーメンの方はというと、これまたかなりの個性派!
400円と安価ながらも、構成は麺、スープ、細切れチャーシュー少量、ネギのみ。
いわゆるかけラーメンと行っても差し支えないものです。
しかし、麺の量はかなり多い!普通の博多ラーメンの2倍はありそうで、丼に押し
込まれたかのようにギュウギュウ詰めで詰まっています。
さらにスープ。豚骨醤油系の茶濁色ですが、表面の油とタレがかなり独創的。
誤解を恐れずに言えば、まるで濃い味のコンソメスープをすすっているようです。
かなり分かりやすいうまさですが、具の少なさも相まって飽きが早いのも確か。
メニューに、おでん、チャーハン、ライス等のセットメニューが多いのも頷けます。

食べ終えたらすぐにお勘定。いったいどんな対応をするのか?
店主「400円・・・ぁした(ボソッ)」

どうやら日本語は通じるようです。しかし、必要最低限のやり取りで済ませています。
ひょっとすると、1日に話せる言葉を制限する「制約」と「誓約」で、ラーメン力をパワーアップさせているのかもしれません(by HUNTER×HUNTER)

店の外に出ると、先ほどは気づきませんでしたが、パートを募集していました。
できればずっと、このままひとりで続けてほしいです。

↑写真は全てクリックで拡大します!


箱崎亭
住所:福岡市東区2-39-4
時間:12:00〜21:00
休み:水
HP:なし

点数:3.8点

【福岡市】【東区】【豚骨】


posted by 拉麺本位 at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 訪麺:福岡県>福岡市
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