おつかれ麺です。オゴポコです。
※後日「たまや」は武蔵出身ではないことが判明しましたので、
ここから先はオゴポコの妄想としてお読みください。
ラーメン界のネットワークは、日々、広がり続けているようです。
北は北海道から南は鹿児島まで、日本各地で「麺屋武蔵出身」の金看板
を目にすることができるようになるとは・・・。
しかし、徒歩圏内の至近距離に2店となると、それはまだまだ珍しいケースです。
以前お伝えした船橋市の「麺屋あらき 竈の番人」と「阿修羅」のように、
ここ山形市も、なぜか近い距離で2店が鎬を削っています。
そのひとつが「山之助」。らーナビによると「横濱家、その後武蔵本店で3年間修行」とのこと。
もうひとつの「たまや」は14時前で既に昼の部終了ということで、
武蔵仕込みの見切り能力を持ってしても間に合わない人気が伺えます。
2008年5月オープンの店は、常に行列ができており、既に人気店の風格あり。さすが多麺族国家の山形、
移麺の受け入れ体制は完璧に整っているようです!
メインメニューは「白」と「黒」の2種類。ここはこってり鶏白湯の「白」で。
「武蔵出身」となれば注目はオペレーション、ですが、湯切りも含めて過剰なパフォーマンスはなし。
そういえば、これまで訪麺した出身店は、どこも普通だったな・・・と思い出しましたが、
ユニフォームの配色は「武蔵新宿本店」とそっくりです(^_^;)
既に一ジャンルとして定着した感のある「鶏白湯」なので、あんなかな、こんなかな、と想像しながら
スープをすすると、さほどヘビーさはなく、言うなれば「ライトヘビーな鶏白湯」。よく言えば「適濃」です。
メンマやチャーシューもさすがに丁寧でおいしいのですが、惜しむらくは麺。
麺箱には「はせ川のめん」とあったので、どうやら地元の製麺所のようです。中太でゆるく縮れた麺は、
食べた感じもゆるめで、もっとガッチリしたものを期待していただけに少し残念。
このラーメン、たぶん、山形人にとってはすごく目新しいラーメンなのかもしれませんが、正直言って
首都圏や関西圏で鶏白湯に慣れている人にとっては少々物足りないでしょう。
どういう見方をするかは、その人のバックボーンに大きく左右される、それがこの手のラーメンの宿命かもしれません。
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山之助
住所:山形県山形市本町1-7-24
時間:11:30〜14:30、17:30〜21:00
休み:月
HP:?
点数:4.0点(白 訪麺日 2008/08/24)
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